やりたい事がないなら、出来る事を増やそう。

「やりたい事が見つからない」と悩む人が多い気がしてます。学生も、社会人も。

社会人の場合は結構キツくて、今いる会社が嫌で辞めたいんだけど、次に行く場所がない、って事態になると、その絶望感たるやなかなかのものがあります。

「やりたい仕事」という言葉の圧が重すぎる件

「やりたい仕事」って言葉は甘美です。何か、人生オールOKな雰囲気すらします。社会人になると多くの時間を仕事に費やすことになるわけで、その時間を「やりたい仕事」で満たす事が出来たらそりゃよさそうなんだけど、ちょっと待ってくれ。

「やりたい事」じゃないと幸せになれないんですかね?僕は前からずっと思ってたんだけど、「やりたい仕事」って言葉の響きが重すぎるんですよ。やりたい事は探すものじゃなくて「やったことのある体験から生まれてくるもの」でしょうよ、と。だから「やりたい事を探そう」という世間の風潮には疑問を感じています。

あんまりにも「やりたい事」「ビジョンドリヴン」だから、やりたい事が見つからない人が疲れちゃうんだと思うんです。お前のWILLはなんだ!?!?とか迫られてもね…。

一応断っておくと、やりたいこと、Willがある人を否定するつもりは全くありません。ただどうした人たちのSNSの投稿で、疲れちゃったり自分を卑下したりする人がいる、ということ。僕がフォーカスしたいのはそちらなんです。

出来る事が増えれば、キャリア選択の軸は広がる

んで、僕がご提案したいのがこれなんです。やりたい事がある人はいいとして、ない人には「出来る事を増やそうぜ」と。

人が何かのアクションを起こす時って、何らかの成功体験が現体験があるといいなと思ってて。うまくいった事がある経験は自信になる。人生に少し前向きになれる。

で、じゃあどうやったら成功体験が積めるかというと何かのスキルを得る事が近道ですよね。「出来る」って、気持ちいいじゃないですか。他の人が出来ない事ができるって、自己肯定感高まるじゃないですか。芸は身を助ける、と昔の人も言ってたわけです。自己肯定感が高まれば、新しいチャレンジもしやすくなると思うんです。

でもスキルを新しく身につけるのって、お金も時間も労力もコストが高い。だからそのハードルを下げれば最初の一歩を踏み出せる人が増えるんでないかと。

そんな思いで、街角キャリアラボを始めたんです。儲かりませんが笑。

僕自身も講師やったりしますし、知り合いにお願いして今後少しずつ講座を増やしていきたいと思ってます。詳しくはこちらをご覧ください。

でも僕は、Webを作ったり動画編集したりするのが他の人よりちょっとだけできるから、こうして独立しても仕事を頂いたりできています。仕事をいただける方には本当に感謝しかないんですが、やっぱり「これが出来ます」って言えることは自分の自信になるし心に余裕が生まれる。

で、僕は自分が出来ることで(今のところは)食べていけそうだから、自分がやりたい事である街角キャリアラボが出来てる。

最も気軽な自己投資。やりたい事よりも出来る事を。

というわけで、今後ともよろしくお願いします。

宜しければサポートお願いします。いただいたサポートは日々の活動資金(学生/20代社会人のキャリア支援)に使わせていただきます・・・!