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人生に全力で影響を与えにくるアルバム10選洋楽編

指が短いせいでFコードが抑えられず、僕のギタリストの夢ははかなく潰えましたが、僕はロックが大好きで、自分の人生の価値観はロックミュージックに大きな影響を受けました。ということで、僕の独断と偏見で勝手にセレクトした「人生観に影響を及ぼす危険性の高い”アルバム”」を10枚選びました。

”曲”ではなくあくまで”アルバム”です。また同一アーティスト内で複数のアルバムとはせず、一枚のセレクトとしました。これらを聴くと下手するとローンを抱えたままコロナ騒動の中で独立して泣き顔になるという未来がやってくるかもしれませんが、その辺りの責任は負いません。

10位 XTRMNTR(Primal Scream)

最高にスイートでオトコが惚れる色っぽい男であるボビー・ギレスビー率いるPrimalScreamのアルバム。テクノとサイケが融合した滅茶苦茶攻撃的なアルバム。一曲目のタイトルが「KIll ALL HIPPIES」ですからね。人生攻めモードの時に音量気にせずガンガンで聴きたい!

9位 Urban Hymns(The Verve)

フロントマンのリチャード・アッシュクロフトがドラッグまみれでほぼ廃人状態になっていた時に放った奇跡的なアルバム。UKロック史に輝く名曲「Bitter Sweet Symphony」 から始まる奇跡的な名曲の連続に完全にイッちゃいます。ヤバイ。トロける。

8位 loveless(My Bloody Valentine)

彼らの来日ライブに行ったら耳栓配られました。ちょwwwライブで耳栓ってwwwと思ったけど、それくらいの轟音でした。oasisでぼろ儲けしたクリエイションというレーベルが、このアルバムの制作で資産を溶かして潰れてしまった、という程変態たちのこだわりが詰め込まれたアルバム。ギターノイズの轟音とトリップ感溢れるリズムに脳味噌トロトロになります。

7位 The Battle Of Los Angeles(Rage Against The Machine

RAGE AGAINST THE MACHINE最後のオリジナルアルバム。恋だのなんだのといった歌詞は皆無で、ひたすら政治や社会への怒りをハードロックに乗っけたゴリゴリに攻撃的なバンドですが、このアルバムはキャッチーなメロディも沢山あっておすすめ。これ聞いてる時の全能感はヤバいです。

往年の格闘技ファンにはお馴染み、PRIDEのテーマ曲「Guerrilla Radio」も入ってるよ!やれんのか!

6位 THE STONE ROSES(The Stone Roses)

「I wanna be adored(俺は崇拝されたい)」という厨二病どストレートな曲で始まるストーンローゼズのデビューアルバム。ロックバンドって、ファーストアルバムは奇跡的な輝きを見せることがあるんですよね。ローゼズはその後あとちょっとだけ快進撃続けますが。

彼らの登場とともに暗鬱とした80年代UKロックは終わりを告げ、「ブリットポップ」の時代につなげた功績はデカイ。

5位 THE Essential Simon&Garfunkel(Simon&Garfunkel)

僕が音楽に目覚めたきっかけは、彼らの代表曲「The Sound Of Silence」でした。高校1年生のNZホームステイ中に偶然ラジオから流れたこの曲に僕は一発でやられてしまったのです。今思い返せば、あの偶然がなければ音楽に目覚めることはなかったかもしれないし、音楽に目覚めていなければ僕は今とは違う人生を歩んでいたかもしれないのです。そう考えると、偶然ってすごいですね。

というわけで、このアルバムはそんな彼らのベストアルバム。他にも死ぬほど名曲が詰め込まれているので。つべこべ言わず聞いてください。

4位 Mellon Collie and the Infinite Sadness(The Smashing Pumpkins)

スキンヘッドで見た目は完全にあっち系の人なのに声は繊細で甲高いヴォーカルのビリー・コーガン率いる通称スマパンの傑作アルバム。アルバムタイトルも秀逸ながら二枚組のフルアルバム全編通して描かれる世界観がもう素敵。ダウンロード世代の人たちには二枚組のワクワク感、わかんねえーだろうなー。

3位 kid A(Radiohead)

トム・ヨーク率いるイギリスのRadioheadの4枚目のアルバム。トムヨークは生まれつき顔に障がいを持ってて、それがコンプレックスで「俺はウジ虫」と劣等感でギターを掻き毟る「クリープ」でヒット。その後、他人との軋轢に苦しむ「THE BENDS」、社会そのものを皮肉る「OK COMPUTER」と、ストレスの矛先を常に拡大し続けていった結果、この「Kid A」では遂にアルバムタイトルが匿名になってしまい更にロックの代名詞であるギターサウンドを捨ててしまった。

ロックバンドがエレクトロニカを取り入れて成功した例の一つ。心を無にして聴くのが吉。

2位 takk...(Sigur ros)

アイスランドの変態バンドSigur ros(褒め言葉)。25世期位まで語り継がれる事が決定してる超名曲「Hoppipolla」を含む完成度が極めて高いアルバム。このアルバムの中だけで世界と宇宙が存在しているんです。聞けばわかると思うけど。
昔通勤中にこれ聞いてて恍惚の表情を浮かべてるところを同期に見られた事があります。

Youtubeのリンク貼ったから、この曲聞いてみて。このアイスランドの映像と音楽で泣かない人っているんですか?

1位 (Whats the story?)Morning Glory(oasis)

そして僕の人生をある意味で決定づけたアルバムは、マンチェスターが誇る世紀のフーリガンバンドoasisが放った2ndアルバム。世界中がときめいた、90年代ブリットポップの最高に幸せな時間を作った一枚。

大学3年生の時、oasisに憧れてイギリスにバックパッカーしてました。で、ロンドン放浪中に泊めてもらった現地の留学生に「モーニンググローリーってスラングで朝勃ちって意味なんだぜ」と教えていただきました。世界中でスマッシュヒットを飛ばしたアルバムタイトルが「朝勃ち」だなんて、世界は広いぜ!と朝勃ちしながら思ったもんです。

いかがでしたでしょうか。Youtubeでちょっと聞いていただいて、「これ、いいかも」とちょっとでも思ったら聞いてみてください。きっとあなたの人生に、ちょっとした勇気が加わるはずです。

どっかで邦楽編もやりたいです!!!


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