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コロナの影響で22卒就活はどうなるのか①

こんにちは、街角キャリアラボの羽田です。

タイトルの通り、22卒の就活がコロナウィルスの影響でどう変わるのかについて、何回かに分けて考えてみたいと思います。なお、全て個人的な推測によるものです。

今年、22卒学生さんの就活にフルコミットするために就活laboというサービスを作ったのですが、もともと構想自体は半年くらい前から動いていたので今回のコロナウィルスを見越して作ったわけじゃありません。2020年はオリンピックがあるし、就活スケジュールの話も含めて22卒就活は色々変化はあるだろうなと思ってはいたのですが、まさかこんなことが起こるなんてね・・・。

コロナの影響で22卒就活は採用スケジュールが早まるのか?

まずはこちらのお題から。結論から言うと「早まらない」と思います。と言うか、何を持って「早まる」と言うかだと思うんですよね。

「就活解禁の3月から就活は始まる」なんてことを頭から信じてる学生はもうそもそもヤバイとして、この数年は「夏のインターンから実質的には企業と接点を持ち始め、優秀な学生は面談などに呼ばれてこっそり内定が出てる」ことなんてもう人並みにアンテナを貼ってる就活生だったらみんな知ってること。

で、これよりさらに早まるかと言うとそんなことはないと思うのですね。例えば春から始まるとか。

ただ、上記のような動きをする企業がもっと増える可能性はあります。んで、ここに影響が出てくるのがコロナなわけです。

採用担当者は学生が思っている以上に多忙

今回、予期せぬコロナショックで合同説明会は軒並み中止、企業ごとの説明会も中止orオンライン化しました。これによる21卒の採用活動の影響がどう出るか。

予想されているのは「接触量不足による学生の企業理解度の低下→内定まで至らない学生が増加」です。

21卒の採用予定数が充足しない企業が増えるんじゃないかと。これは多分普通にあるでしょうね。

で、そうなるとどうなるか。企業は2社択一を迫られる。つまり「頑張って21卒採用を継続するか」「21卒は見切りをつけて22卒に移行」。これはまあ、企業の規模感とか戦略によると思うので一概には語れない気がします。問題は、「21卒を継続」とした企業はなかなか22卒の採用活動に移行できないと言う点です。

ただでさえ今年は東京五輪があって、サマーインターンの時期がどんな感じになるのかが読めない。つまり、予期せぬ延期になった21卒採用と22卒採用を同時に行うのはなかなか厳しいのではないか、、、と。そうなると緊急度の高い21卒採用にリソースを配分し、22卒は結局あんまり動かないんじゃないかなあと思います。

影響を受けるのは業界 3位以下の準大手

で、どういう会社が影響を受けるかというと業界3位以下の企業じゃないかと思うんです。いわゆる業界トップの企業は採用ブランド力が強いので21卒採用も結局そこまで苦労しない。地頭がよく、要領がいい学生が集中して受けてくるでしょうし、そういう学生たちは今更「合説中止でどうしよう!」なんて思ってない。そして内定を出した学生が他社から内定をもらっていても、競り勝って自社を選んでもらう可能性が高いのではないかと思います。

一方、いわゆる中小企業は苦戦するとは思います。でも、元々苦戦することはわかっていたでしょうし、早期に採用活動が終わるとも思ってない。だからコロナの影響もあるとはいえ、表面的でかすり傷みたいなもんじゃないかなあと。

そして一番影響を受けるのは「業界トップと競いつつも全然勝てない業界 4位〜10位」の企業じゃねえかなと。求める採用要件も高いでしょうし、併願されるトップ企業には勝てない。だからなかなか採用できず21卒も延長せざるを得ないけど、22卒も早めに動かないといけない・・・。

心中お察しします。相当大変でしょう。。

ただ、間違ってはいけないのが「全体的に早まるかと言われるとそうではない」ということです。

それよりも、僕は景気の問題の方が大きいのではないかなと思ってます。個人的には、東日本大震災よりリーマンショックの方が近いのではないかと・・・。

この辺りはこちらで続きを書いてます。

僕がフルコミットする22卒の就活labo、僕のサポートも自信はありますが、超豪華な社会人メンターから色々アドバイスもらえるのは貴重だと思います。定員になり次第、受付終了するのでお早めに・・・!

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