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学生が大手企業ばかりに目が行くのは仕方ないのです

こんにちは、羽田です。10の大学で講義を担当したり学生コミュニティを運営しつつ、学生の声を企業の新卒採用に活かすサービスをやったりしています。

今日は学生の大手志向についてのお話です。


大手企業以外にも目を向けましょう!

学生の就活指導に関わってる方なら一度はこういう発言をしたことがあると思います。

大手だけじゃなくてどうにかうちにも興味持って欲しい

中堅企業の新卒採用に関わられている方なら毎日のようにこう考えているでしょう。

僕個人は大手企業よりこれから伸びようとしてるベンチャー企業の方が絶対いいのに!と思ってるタイプなので、学生さんにもそういうことを伝えてはいるのですが、はっきりいって効果ないです。すいません。

あの手この手で学生の大手志向を少しでも緩和したいと日々悪戦苦闘してますが、最近こう思うようになってきました。

まず大手企業から目に行くのは仕方ないよね

と。こういっちゃなんですが、僕は毎日学生の就活相談に乗ったり面談して伴走してますからね。そんな僕がいうんだから間違い無いです。

初めての京都旅行は金閣寺か清水寺か嵐山

そうなんですよ、初めて京都に旅行行く人は金閣寺か清水寺か嵐山行きますよね。知ってるところいきますよね。というかそれ以外の選択肢ってあんま知らないですよね。学生の就活だって同じですよ。

初めての京都旅行でいきなり宝泉院なんて行かないように、就活の最初に大手企業ばかりに目が行くのは人間の思考として当たり前といえば当たり前の行為なのです。

宝泉院は僕の中で京都ベストです。京都駅からバスで40分位かかる大原というところにあります。知る人ぞ知る名所なのでぜひ行ってみてください。

大手志向を辞めさせるにはどうすればいいか

で、じゃあ観光客がどうやったら宝泉院に辿り着くか、を考えてみます。

  1. 京都に何度も訪れる

  2. 知り合いから紹介される

  3. たまたま。有名名所である大原三千院のついでに立ち寄る

もうこの3つなんじゃないかなと。これを学生の就活に当てはめると、

  1. めっちゃいろいろな企業と出会う

  2. 友達や先輩から紹介してもらう

  3. 偶然の出会いが発生する機会に顔をだす

もうこの3パターンかなと。この考え方を企業だったら採用活動に、就活指導者だったら就活指導にインストールして実践していくのがいいのかなと。

学生と一緒にいると、数字やデータからは見えてこないいろんなインサイトがわかるものです。それを採用活動や就活指導に活かしていきたいなーと思ってます。


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