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コロナの影響で22卒就活はどうなるのか②

 前回、こんな記事を書きました。

今回はその続編です。どっちかというと今回の方がシビア。「採用人数」の話ですね。

21卒の採用人数は減らないと思う

2020年3月現在で混乱してるのは21卒就活生ですが、まあみんな同じ状況だし、何なら企業の出だしが出遅れたので、就活出遅れ組も挽回がしやすくなってラッキーチャンス、と言える状況かもしれません。

そしてよく言われる「採用人数が減るんでないか」についてですが、これは21卒の採用人数は基本的には以前と変わらず、というのが現状のようです。もちろん、景気によって今後どうなるかはわかりませんが・・・。

そう、今回の主題は「景気と採用人数」の話です。

君はリーマンショックを知っているか

今回のコロナ騒動でよく「東日本大震災並み」という表現が使われます。日用品買占めや経済活動の自粛など日本中がパニックになっている点では確かに似てる。ただ、就活や経済の話だけすると、東日本大震災よりリーマンショックの方が今回のコロナ騒動は近いと僕は思います。東日本大震災はあくまで日本だけの話ですが、リーマンショックは世界規模だったからです。

22卒の学生さんはあんまり記憶にないかもしれませんが、2008年にリーマンショックと呼ばれる世界的な金融不安がありました。アメリカのリーマンブラザーズが破綻したことを受け、世界中の金融システムが狂ってしまい、お金の流通が止まり、世界中でバッタバッタと会社が倒産したのです。

日本も当然その影響を受けました。本当に多くの企業が倒産しました。そして倒産はしなくても更に多くの企業が経営難になりました。

僕は当時、前職で企業の新卒採用の営業をしていました。企業が不景気になるとどういう行動を取るかというと、採用を手控えるわけです。これが日本中のほぼ全ての企業で起きた。実際、僕の担当企業(超大手ばかりでした)も軒並み新卒採用数を減らしました。採用数が減るだけならまだしも、新卒採用自体を見送った会社も多かった。企業様の新卒採用事業を生業としていた前職の会社も経済的に大打撃を受けました。

僕が22卒で怖いのは、この「新卒採用手控え」です。まだ目に見える形で不景気は起きていませんが、観光業は大打撃を受けているようですし、先行き不透明な感じは否めません。元々2020年は東京五輪があり、五輪後に景気がどうなるのかよく分からない所があった。

企業というのは、業績の予測を立てながら採用計画を練ります。この先の成長が見込めないなと思ったら人は採りません。だから、今現在がどうこうではなく、「今後の不透明感」が怖いなーと思ってしまうのです。

21卒も怖いかも。内定取り消し

22卒を怖がるような事を書いてしまいましたが、21卒も怖いっちゃ怖いです。今のところ採用数を減らす企業はなさそうですが、この半年の経済状況によっては、内定先の企業が倒産する、みたいな事だってあり得ます。倒産しなくても、「内定取り消し」が起こり、大きな社会問題になりました。リーマンショックの時は、本当にこういう悪夢みたいな事が起こったのですよ…。

未来は分からない。だから今、やるべき事をやろう

怖がらせる事ばかり書いてごめんなさい。でも、みんな一緒です。あなただけが辛い想いをするわけじゃない。僕なんてこの3月から独立したのに、いきなりこれですからね。知ってますか、独立すると、売上がないと収入がなくなるんですよ。当たり前な事ですが、これはなかなか怖いんですよ!

不安だ不安だ、怖い怖い、どうしようどうしようと言っていても何も始まりません。だから、今やれる事をやりましょう。
3月22日に、zoomを使った無料相談会をやります。学年不問です。お時間あれば、是非参加してくださいね。事前予約制です!全国の皆さんで色々話しましょ。
変に煽りたくないけど、22卒就活生向けにはこんなのもやってます。
就活生向けの無料コンテンツも沢山載せてるので、街角キャリアラボ、チェックしてみてください!

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