異年齢教育

こんにちは。ブログ記事を楽しみにしているという声を様々な立場の方から時々聞き、嬉しく思っています。

さて、異年齢の教育環境において、皆さんが知っていること、または想像されることは、年上の子が年下の子を教えたり、模範になったりするということだと思います。

確かにそのような場面が多く、ありがたいことに、下の子たちは保育者に誘導される時よりも年上の子たちに導かれる方が素直に自律的な行動をすることもあります。大変微笑ましい光景です。

一方で、日常生活の中では逆もあります。年上の子たちが些細なことで喧嘩をして泣いている子がいる時に下の子たちがそっと寄り添ってあげて、涙を拭いてあげたり、保育者にそれを伝えにきたりということもあります。

「下が上を支える」。良いか悪いかは別として、私たち大人の社会でもこのようなことは日常だと思います。必ずしもいつでも上が下を支えるのではなく、下も上を支えるのが現実の社会であります。

互いにフォローし合える関係性を年齢や発達差を越えて体験することが、大人になった時何より役に立つと思います。世界のどこにいても。

個人的な見解ですが、私の幼少期教育論として絶対に必要不可欠なのが異年齢環境でもあります。

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