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誕生日の憂鬱

こんにちは、カオマンガイコダイラです。
みなさんは、誕生日を楽しみにしている人ですか?それとも憂鬱な気分で迎える人ですか?
私は憂鬱な気分で迎える人です……。

つい先日、また誕生日を迎えてしまい、かなり憂鬱な気分になりました。

憂鬱になるのは、「また1年、死に近づくから」という文学的な理由ではなく、単純に嫌なことが起こるからです。
例えば、今年の誕生日は一日中雨でした。私は雨が嫌いなので、それだけで超憂鬱な気分になります。おまけに朝から家の周りで工事の音がうるさい。騒音にも敏感なので、地獄のような気分で朝を過ごしました。

また、数年前には当時交際していた彼女(もう別れました)に誕生日をすっぽかされたあげく、雨の中休日出勤(いわゆるサービス残業)をし、びしょぬれになりながら仕事をして、挙句その仕事はすべて無駄になるという素晴らしい誕生日を送りました。
そのさらに数年前には、かつて交際していた人が新しい彼氏と超仲良くやっていることを詳細に聞かせてもらい、ルサンチマン全開になった記憶があります。
2年前の誕生日には、精神的な問題から仕事を休職していました(あまり思い出したくありません)。

現状けっこう孤独ですし、これから1年後、2年後の誕生日が幸せな日である想像がどう考えてもできないので、憂鬱度はさらに増していくのでしょう。ニーチェやシオランなど、人生上手くいかなかった人たちの著作を読んでなんとかするしかありません。

いい思い出と言えば、3年前の誕生日に妹たちからネクタイピンをプレゼントされたこと。そして去年、今年は友達とお酒を飲めたので、まだよい誕生日になったかもしれません。

余談ですが、人の命日というのは誕生日の翌日とか、数日後が多いそうです。闘病していた人が、誕生日まで生きられた安心感でほっとして気が緩み亡くなるケースが多いとか、いろいろな説がありますが、単純に「誕生日に憂鬱な思いをする人が多い」とかそんな理由もあるではないでしょうか。

ちなみに、誕生日に必ず災いが起こる人はいるもので、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公・両さんがそういう運命を背負った人です。

犬も食わない愚痴になってしまいました。
皆さんもよいお誕生日を……。

#誕生日 #憂鬱 #ニーチェ #シオラン #こち亀

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