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バンコク旅行記② (2024.2) 大都に。

東京では今日、すごく寒い雨が降っていて、2週間前にタイにいたことがうそのようです。

バンコク2日目。
MRTサナームチャイ駅で下車。ワット・ポーをかすめながら渡し船でワット・アルンへ。同行の親戚と会話。
今から行く寺は三島由紀夫の『暁の寺』で取り上げられたところだよ、「読んだの?」 もちろん。タイでの通訳者が偉そうだったので一喝したら卑屈な態度に変わったという話だよ、などと。
でもほぼほぼそんな話ではなかったか。
親戚には『暁の寺』が超短編小説ととらえられたみたいです(笑)。

前に行ったのは10年前。ワットアルンは修復工事をしていましたが尖塔のかなり上のほうまで登れ、みんなあのポーズをしていました。

あのポーズ

しかし改修後は3分の1くらいまでしか登れなくなり、あのポーズをする人もいませんでした。
これにより撮影ポイントが減ったのか、ここ、というところで人垣がたくさんでき、なかなか進みませんでした。午前10時半の時点でこんな感じです。

その後、渡し船に乗り、ワット・ポーをふたたびかすめながらワット・プラケーオへ歩く。
ワット・プラケーオに入る。本堂のまわりの動線が決められていて、カオスにはなっていないけどすごい人。そして敷地内にトイレがすくない。
警備やスタッフの人にトイレどこ?って聞いてもみんな違うことを言う。(笑)
つまり一度ワット・プラケーオの敷地から(王宮に)出ないといけなかったみたい。
拝観料500バーツってすごいわあ、京都で2000円とってたら問題になるよね、でも、半年前、チエンマイのワット・プラケーオに参詣したとき、エメラルド仏の複雑な略奪の歴史を知ったので、かなり高額に設定して入場する人を制限しているということなのだろうか、などとも思う。
思うのだが、暑い。34度。王宮もきちんとみずに敷地を出る。
ワット・ポーに向かうが、とにかく暑いのと人が多くて疲れすぎて一度カフェで休けい。
20ン年前のワット・ポー⇔ワット・プラケーオも灼熱の中を歩いたなあって記憶を思い出しながら。それでもあのときはあまり混んでいなかった。
途中、海軍ショップに寄る。お土産品が手頃でよかった。日ざしがすごいので「NAVY」と書かれた帽子を買う。私も海軍の一兵に。

ワット・ポーに行く。
こちらもすごい人。西欧の観光客が多い。
こっちの方がインパクト大なんだろうな。
足の裏の曼荼羅がおもしろい。

螺鈿(らでん)細工の曼荼羅

このあとはマンダリンオリエンタルホテルでアフタヌーンティーの予約をいれていました。
私は友達から「船でホテルに入るのがいやがおうにも雰囲気でる」と聞いていて、水の都バンコク、格式の高いものは川に面して建っている、ということで船による入構をこだわったのですが、船着き場の下調べがあまく、迷い、同行者を北へ南へしたたか歩かせてしまい…。結局は予約時間に遅刻する形で走ってオリエンタルホテルへ。
反省してます。こういう「こだわり」は1人の時にやるもんですね。
「ミス」をしてしまい、アフタヌーンティーの味はあまり覚えていません。

オリエンタルホテル・アフタヌーンティー(タイ式のほう)の一部 創作点心っぽい

その後、超高層建築物、マハーナコン・ビルへ。
1050バーツです。びっくりしました。
すでに三大寺院で100バーツ、500バーツ、300バーツと払っています。
これであわせて2000バーツ、8000円くらい使っていることに。
マハーナコンは親戚に出してもらいました(ありがとう)!

マハーナコン・ビルはお値段分の価値がありました。
78階の眺望はもちろんのこと、スカイ・ウォークのガラスの床はすごかったです。今回の旅行で一番の衝撃。足がすくむ。

マハーとナコンで「大都」です。ぜったいに速水真澄と水城秘書がいると思う
スカイ・ウォーク ガラス床に乗った状態での撮影は禁止されているのでここから

ところでマハーナコン・ビルに向かう途中、ヘルスランドに立ち寄り、オイルマッサージの予約を入れておきました。
足を棒にするくらい歩き、ついで足がすくむ景色をみたあとは、低い暗いところでリラックスして癒やしを。2時間、1400バーツ。全身に元気が戻る。
店を出たら日が暮れていました。

最後にジョーットフェアーズ・ナイトマーケット(จ๊อด แฟร์ พระราม 9, JODD FAIRS)に行く。
火鍋、シーフード、火鍋、シーフード、たまに昆虫屋台
うーん
同じ店が何店舗も出していて、正直おもしろさに欠けました。
おおむね「大人数でシーフードや火鍋をつつく」(つまり座らせたら満腹にさせる)というコンセプトなんですが、違うの、ムーピンを買い食いしたり、ピンクミルクを飲んだり、いろいろちょっとずつ食べて前進したいの。BLドラマにでてきたタイ文化を少しずつ摂取したい。
最新で、観光客向けなのに、こんなに「男性向け」で、こんなにタイBLクラスタに心が響かなさそうな夜市ある意味すごい
……と思いました!

今日は3000バーツ(12000円)くらい使いました。身の丈をずいぶんはみでる、完全なる富豪Dayでした。

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