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塩尻滞在記 vol.0

最近まで新規事業(今回は移動販売事業)の実証実験をすべく、数か月にわたり通い詰めた(最後1か月半は住み込み)「長野県塩尻」での体験が本当に素晴らしかった。ので、 素晴らしかった要素を以下に書き出します。

・本気で事業に対して考えたこと
社会性と事業性を如何に両立するのか、会社としての事業の意味は何なのか、更には自分の会社での役割は何なのか、日々日々先輩たちと、一緒に事業をしている方々と真剣に考え続けたこと。

・自分に向き合ったこと
足しげく、信州健康ランド(地元のおじおば御用達の風呂10種類以上・サウナ3種ある最高パラダイス。ビールも飲める)に通う等して考えまくった。パッション、パッションで動いていても、ある時ふと「No desire」で、孤独な自分に出会ったような季節が最近でした。東京ジャングルから物理的に距離が出来たことで、本当の心について考える時間が必然的にできて良かった。

地方はやっぱり面白いってこと
物があるという豊かさがあり、お金を稼ぎやすい職が多い都会をわざわざ出て、地方に集う人たちはやっぱり、資本主義的な価値(物質的・金銭的豊かさ)以外のものに共鳴して住む場所まで変えちゃうのだから、それはそれは面白く、豊かで、たくさんの事を学ばせて頂きました。

・「お金」じゃない価値基準で動くこと
移動販売先のおばあちゃん・おじいちゃんたちの、一緒にプロジェクトで働いたママさんたちの(変な言い方になるけど)精神性が好きだと思った。足りないものがあって不便だ、という声はありつつも、東京のようにせかせか求め続けないおだやかさは自分にないもののように感じた。

・「とりあえず」飛び込むこと
飛び込む初動はまあ、エネルギーが必要だけれど、持ち前の「毎日元気!!!!」精神にて、先ず動いてみることも大事だと再確認。地域を知ろうと思うと特に大事。もっと、色々入り込めたなあ、という後悔も正直ある。

・課題解決は時間と覚悟が必要ってこと
地域課題は知れば知るほどにやはり、想像の何倍も、何倍も、何倍も、複雑だし、時間がかかる。だからこそ、ここに根を張るという覚悟と根気が必要だと深く感じました。だから、本気な人たちのエネルギーは本当にかっこよい。

書き出したら止まらないので、ここら辺にしておきます。
落ち着いたら第2弾書こう。


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