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先天性ドーナッツ

自分の中に無い感性を要求されるのって難しいんだよなっていうことをつらつら考えてここ数日凹んでいた。

「何も思わなかったのか??」っていう責められ方をされたときの気持ちって、正直に言えば「その通り、何にも思いませんでした!でも何も思わなかったために発生した事態については申し訳ないと思っているし、何も思わなかったことを申し訳ないという気持ちはめちゃくちゃ持っています!!死のう!!」という感じなんですよね。

例えば自分に欠けているなと思う感性の一つに衛生観念があるんですけど、とは言え衛生観念が真っ当な人のように掃除をすることは努力次第で可能なんですよね。普通なら生きてるだけで働くスイッチが機能しないので、スイッチなしで無理やり人並みを作り出す、そういうライフハックばっかりが溜まっていく。

存在している感性を抑えるみたいなのはある程度想像つくからいいんだけど、自分の中に無い心の動きを想像で補って作ることって難しすぎると思う。たいてい手遅れになって人に指摘されてやっとそこに欠落があることに気づく。多くの場合その気づきは悲しみと一緒にやってくる。

ドーナッツに丸いケーキになれって言っても無理なので、そういうものとして売るか、穴のところに何か別のものをつっこんでごまかすか、むちゃくちゃトッピングして穴とか気にならなくするかしかないなんですよね。はァ~~~~正しく生きていきてぇな!!!


近所の人からもらった筍を炒めました。周りに生かされております。なんとなく思いつきで、生活がヤバヤバな話だけつっこむマガジンを作りました。今日はここまで。ありがとうございました。


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