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己を知れ(2023年8月17日の日記)

なぜそこへ行くのか。


トリップアドバイザーみたいなサイトで、知っている観光名所やホテルのレビューを見るのが結構好きだ。ここが良かったとか、こういう人におすすめとか書いてあるやつ。星4つ!みたいな。特に行く気がなくてもなんか見ちゃう。わかるわ〜ってうなずいちゃう。

ただ、中には否定的なレビューもある。設備が古くて全体的に薄暗い、みたいな。あ〜まぁそうね、確かにそれはあるね〜、とか思う。

ただ、「………?」としか言いようがないようなマイナスなレビューもある。

例えるなら、綺麗な白樺の林のある公園に、「木ばっかりでつまらない」と書いてあるみたいな。

な、何を見に行ったんだ……????

縄文時代の遺跡に行って、「ただの原っぱだった。こんなところを紹介するな」とか書いてある。

し、下調べとかせんの………?????

まぁ、別に植物や庭園に特に感慨を抱かない人はいるし、遺跡なんかは知識がないと楽しめないのはわかる。それはそれでいい。私にだってそういう分野はあるだろう。

でも、そういうのって事前に避けない?「う〜ん、日本庭園かぁ〜、あんまり惹かれないな〜…その時間で名物のうなぎを食いに行った方がいいよ」みたいなことにならない?

そんでもしも行って案の定イマイチだったとしても「まぁ俺って庭園にはときめけねぇんだよな〜そういう人間だからよォ……」と首を傾げてはい終わり、うなぎ食べ行こ、みたいな感じになりません?

というか、こういう感じで旅行してる人、疲れないのかな……と思ってしまう。これって、「選んだホテルの接客がイマイチで残念」みたいなのとちょっと違うじゃないですか。一目瞭然のジャンル選択でミスってる。マッチングのミス。

物はいつだってそこにあり、こっちがどうあがこうと変化はせず、別に行っても行かんでもいいのに、あえて自分に合わんところに行って、つまんねぇと苛立って書き込む。そんな休暇は楽しいのか???

やっぱり全ては「己を知る」から始まるのかもしれませんね……自分をご機嫌にするために旅行に行ってんだから、自分をご機嫌にしてくれるところを選ばな損。

ちなみにさっきのみたいなレビュー書いてた人のうちの1人、他の投稿レビュー見たらほぼ全部そんな感じで、この人はマジで何しに来たんだ?になった。貴方田舎に向いてないよ。ディズニーランドに行け。


今日はここまで。ありがとうございました。

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