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初日から帰りたい話
日記というものが続いたためしがない。
そう書き出して気づいたのだが、それは日記に限った話ではなく、人生で意志を持って続けられたものの方が少ないように思う。
続けられるものがあるとしたら、それは意志を越え、習慣を越えて、「惰性」の域に達したものだ。惰性に関してはプロとも言える。「やる気がないなら帰れ!」と言われて帰れない人間。帰れる人間へのあこがれは常にある。
本当はやる気なんてないし、やる気を出す気すらない。帰れば時間を有効に使える。そういう態度の人間が居座るのは集団のためにもならない、そんなことは分かっている。それでも帰宅を思い切るパワーに比べれば今をだらだらと継続する方がなんぼかマシだと思ってしまう。
できることならいつまでも、滑らかにアクセルを踏み込み……慣性の法則に従って……摩擦係数の低い生活を……
近所の人に天ぷらをもらった。投句用紙を切り取った。切り取りはした。本日はここで終了。ありがとうございました。
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