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世界がもし100人の私なら

路上駐車の車の横を通る時、めっちゃこわい。

田舎なので、路駐の天国になっている。いや地獄か?

車の前とか後ろから人が出てこないかなとか、ドアが開かないかなとか、対向車こないかなとかめちゃこわい。

そういうとき、「世の中で起きている事故、少ないな???」と思う。

いや、もちろんいろんなところで事故は起きているのだ。とは言え、1時間車に乗れば、どこかに「いやぁ、もしここで私かあちらの注意力や技術力や倫理が著しく欠けてたらきっとやばかったんだろうなぁ」と考えてしまうような場所がある。そんな車が何十万台と走り回っていることを思えば、驚くほど少ない。

私は注意力に欠陥がある。周りの人間は私よりはるかに注意深いことはわかっている。わかっているのだが、それでも、自分を基準にするのはやめられないので、みんなすごいな!と感心するのもやめられない。今は私の頑張りと皆の注意力によってなんとかなっているが、全ての人間が私並の注意力だったら、今よりもはるかにいたるところで車がぶつかり、人は死に、建物は破壊されているはずだ。多様性って大事だなァ。

今のところ、自動車で起きる事故の数は、自動車を持つメリットを打ち消すほどはない。どのぐらいの被害が出れば、人が自動車を諦めるレベルになるんだろう。ドラッグのもたらす楽しさは健康被害に勝てない。だからドラッグを使用してはいけない。餅は人を殺しているが、別に禁止されていない。そんなふうに、きっとどこかには分水嶺があるのだ。車のそれがどのへんにあるのかは、少し気になっている。


今日はここまで。ありがとうございました。




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