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わさわさ

手いたずらする癖があるのをやめたい。

手いたずらって一般的な名詞かな。話聞いてたり考えごとしてたり何か待ってたり、そういうときに手を動かしたり何かをいじったりすること。地元ではそういうことしてると「わさこき」って呼ばれました。

小さいころから、例えば朝礼でグラウンドに並んで座らされたら、砂をいじっちゃう。プリントを渡されたら、無意識に角を折っちゃう。指のさかむけや二枚爪を剥いじゃう。ペンを回しちゃう。そういうのが激しかった。いつも「またわさこいて」って怒られていた。

今も全然直っていないが、大人になると朝礼みたいなじっとしていないといけない機会はぐんと減るし、いちいち怒られなくなるので深刻度は減る。貧乏ゆすりとかに比べたら人への影響が少ないからな。自分の評判を下げるだけで。

ただ、個人的にこの季節、困ることがある。暑い季節、ペットボトル飲料を飲む機会が増えること。

あれのラベル。あれが手がさみしいときにピッタリなんですね。飲み終わる前に、たいてい無意識にぺりぺり剥き始めちゃう。

一度に外しちゃえばまだしも、ちびちび剥くので中途半端にでろでろに剥けたペットボトルができあがる。最終的になくなる。ラベルのないペットボトルを飲んでいるのって周りの目が絶妙に気になる。空ペットボトルにお水継ぎ足して飲んでるおばあちゃんじゃあるまいし(あれ、衛生的にはそんなにやんないほうがいいらしいですね)

みっともないからやめたいんだけど、みっともないとかそういう合理的な理由でやめられてたらそんなん”癖”とは言わないのでどうしようもないんだよな。

何か方法あるんだろうか。さかむけをいじるのが目的でいじってるんだったら保湿をしてさかむけを減らせばいいんだろうけど、こちとら手いたずらをするために手いたずらをしているのだ。たぶん喋る時のジェスチャもデカい気がする。誰か私の手縛っててくれ。


今日はここまで。ありがとうございました。



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