ひと手魔
手帳をちゃんと使いたい。
手帳を使うのが苦手だ。書くのも見るのも。
こんなことを言うと社会人として怒られそうだが、去年は半年以上手帳無しで過ごしてしまった。なぜかというと、ある日机の上に置いておいた手帳がゴミ箱に落下、そのときに手が離せなかったので拾わずそのまま作業を続けたら、見事にそのまま手帳の存在を忘れ、そのまま捨てられてしまったのだ。そんなことある?って感じかもしれないけど、ぼんやりしている人間というのはこういうものさ。
じゃあスケジュール管理をどうしているのかというと、会社のPCの画面にウィジェットで付箋を表示させ、そこに〇日、どこどこ、何々、とメモしておくことでなんとかしている。これがいまのところ一番うまくいっている。欠点は会社のPCを立ち上げないと予定が確認できないことだけれど、手帳は手帳でいちいち開かないといけないのでそこまで違うわけじゃない。
一応新年度だから新しい手帳を買ったんだけど、既に面倒くさい。だるい。
なんかこう、普段何か予定が決まる時ってたいていPCを開いているんだけど、それなのに急にえっ?書くの?みたいになるんだよな……なぜそこで道具を変えるのか…しかもアナログな形で……
注意力と集中力ぶち壊れ人間にとって、「予定を聞く→手帳を取り出す→書く」というひと手間は、致命傷になりうる。予定を書き込むまでに手間がかかればかかるほど、情報の信頼度が低くなる。加えて私は忘れ物が多い。忘れ物が多いということは、必要なものが多いほどリスクが高いということだ。会社のPCさえあればなんとかなる、という方が安全。
いやわかるんですよ。手帳の方がいろいろ書き込めるし。パッと見でわかりやすいし。でもそれって、既に「手帳がちゃんと使えており手帳に全ての情報があるという自信がある」ということが前提なんですよ。手帳は中途半端に使ってはいけない。私は自分の手帳のことを全然信用していない。おかげで常に不安です。
今日はここまで。ありがとうございました。
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