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アート

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アートに関する記事をまとめます。
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記事一覧

【愛の勝利の寓意】
ブロンズィーノ
マニエリスムの第一人者であるブロンズィーノの1540年〜1545年頃の傑作。
メディチ家から仏国王に贈られた絵画。
ヴィーナスが息子であるキューピッドを抱くが、親子というよりも恋人のように見える。 #愛の勝利の寓意 #ブロンズィーノ #名画

【ムーラン・ルージュに入るラ・グリュ】
ロートレック
ロートレックは踊り子の絵をはじめ数多くの作品を描いた。
1892年の本作は「ラ・グリュ」と呼ばれたスターダンサーであるウェーバーが、ムーラン・ルージュに入る場面を描いた。 #ムーラン・ルージュに入るラ・グリュ #ロートレック

【死せるキリスト】
マンティーニャ
1497年頃の初期ルネサンスのパドヴァ派の筆頭マンテーニャが描いたキリストの亡骸。
嘆き悲しむ女性は聖母マリアとマグダラのマリア。
キリストの足と手には磔刑にされた時の釘の穴が生々しく描かれている。 #死せるキリスト #マンティーニャ #名画

【洞窟壁画】
人類最古級の絵画
人類は少なくてもおよそ4万年前〜絵画を描いてきた。
現在洞窟の壁や天井に描かれた絵画が遺されており、総称して洞窟壁画と呼ばれている。 #洞窟壁画 #人類最古級の絵画 #名画

【自画像】
ピカソ
ピカソの親友がピストル自殺をしてしまったのを期に始まったとされる、ピカソ青年期にうつ病を患っていた時に描かれた作品群を「青の時代」という。
1901年の本作『自画像』は青の時代の代表作のひとつ。 #自画像 #ピカソ #名画

【大使たち】
ホルバイン(子)
父も同名で画家のため「ホルバイン(子)」のように表記されることが多い、ドイツルネサンス期の画家ハンス・ホルバインの1533年の代表作。
イングランド国王ヘンリー8世の命で描かれた肖像画。 #大使たち #ホルバイン #名画

【聖ヨセフ】
ラトゥール
明暗法を用いて照明の劇的印象を効果的に利用した絵画を描く「夜の画家」ラ・トゥールが描く1642年のキリスト教絵画。
イエスの父ヨセフは大工であり、本作は子どものイエスと大工仕事をするヨセフを描く。 #聖ヨセフ #ラトゥール #名画

【死の島】
ベックリン
フランスで印象派が屋外で絵を描いていたころ、スイスで内面の精神世界をカンヴァスに描き出していた象徴主義の画家たちの代表者のひとりベックリンの1880年の代表作。
本作『死の島』はベックリンのお気に入りの主題で5枚描いた。 #死の島 #ベックリン #名画

【荘厳の聖母】
ジョット
聖人と天使に囲まれた聖母マリアと幼子キリストで、ゴシックで定番のテーマと表現。
ルネサンスの始まりの作品としても知られる1306年〜1310年頃の祭壇画。 #荘厳の聖母 #ジョット

【陽気な酒飲み】
フランス・ハルス
1628年〜1630年頃の本作も笑みを浮かべた男性の肖像画であるが、酒に酔い頬を赤く染め楽しそうな表情や今にも踊り出しそうな躍動感がスナップ写真のように写実的にあらわされている。 #陽気な酒飲み #フランス・ハルス #名画

【ポンバドゥール夫人】
プーシェ
ベルサイユの薔薇の世界観のロココ絵画の代表のような1756年の作品で、作者のプーシェはロココを代表する画家。
描かれている女性は、西洋思想史上重要な百科全書のパトロンともなった才色兼備のポンバドゥール侯爵夫人。 #ポンバドゥール夫人 #プーシェ

【聖マタイの召命】
カラヴァッジオ
人々から嫌われる徴税官であったマタイをキリストが弟子とした聖書の場面を描く1559年〜1600年の作品。
カラヴァッジョの公的なデビュー作であり、最初のバロック絵画となる西洋美術史上重要な作品。 #聖マタイの召命 #カラヴァッジオ #名画

【セネキオ(野菊)】
パウル・クレー
カンディンスキーとともに芸術活動をおこなったスイスの画家パウル・クレーの1922年の代表作のひとつ。
野菊の花と人間の顔を融合させたうえで、シンプルな直線と曲線で人間の表情まで描いた。 #セネキオ #パウル・クレー #野菊 #名画

【赤のハーモニー】
マティス
アンリ・マティスの1908年フォーヴィスム時代最高傑作。
構図は平面的でありながら装飾的で、窓の外の緑と室内の赤の対比が見事。
本来「青」で塗られていたが、気に入らなかったマティスは一晩で赤に塗り直したという。 #赤のハーモニー #マティス #名画