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思い立ったが吉日?(弾丸九州旅行記・0日目)

はじめに

noteに投稿するのは随分と久しぶりです。前回は昨年の8月。この間、旅行をしていなかったわけではありません。東京ぐらいは行きました。そして社会人にもなりました。ただ、投稿するのを怠っていただけです。
記録をしなくなって、旅を振り返られないことに気がつきました。撮った画像だけ見ても、あまり思い出せない。そもそも、膨大な画像群の中から旅の画像が目につくことさえ稀です。つまり、旅を意味あるものにするためには、アウトプットが必要なのです。
そこで、まだ旅の熱が冷めないうちに、キーを叩くことにしました。
では、本編よろしくお願いします。

なぜ弾丸旅行をすることに?

時は2023年、4月29日(土)。社会人1年目である私は、最初の月をなんとか乗り越え、初めての長期休暇・GWの1日目を迎えた。しかし、父と友人に会うことを除けば、なんの予定もない。この3日間は結構疲れたしゴロゴロするか〜と思っていた。しかし、それも束の間、午前11時前には弾丸九州旅行をすることになった。なぜか。
きっかけは、さんふらわあのウェブサイトで空き状況を照会したことである。経緯は覚えていない。まさに「なんとなく」である。

あれ、ツーリスト2席空いてるやん。

明日に出発すれば、GWの間でもB日程料金が適用される。つまり、「Osaka Metro&弾丸フェリーセット券」を使うことができる。それはすなわち、関西〜志布志を往復15,000円で行けるということだ。
しかし、本当に行くことを必要としているのか?別に、志布志に行きたいところがあるわけでもない。それに、15,000円とて安くはない。このお金を、他の有意義なことに使うこともできるはずだ。
いや、体は旅を欲しているのだ。3月に18きっぷで枕崎に行く計画を(かなり綿密に)立てていたにも関わらず、結局行けなかったではないか。それに社会人となった今、こんな好機はそうあるまい。
そういえば、職場の上長も「リフレッシュしてこい」みたいなことを言っていた気がする。これは業務指示だ!

誰かが「行動と熟考のバランスが大切」と言っていたが、考えても結論は出ないタイプなので、とりあえず予約センターに電話をかけてみることにした。実は、以前も急に思い立って弾丸フェリーをしようと試みたことがある。しかし、その時はセンターが激混みで、何度連絡しても繋がらず、やむなく諦めた(結局、その時は有馬温泉に行った。それもよかった)。
今回もGW関連の連絡で混んでいるかもしれない。繋がらなければ、潔く諦めがつくだろう。フリーコールの電話をかける。
しかし、こういう時に限って、あっさり繋がるのだ。そして、明日に弾丸フェリーで予約したい旨を伝える。あっさり了承される。

このようにして、弾丸九州旅行は始まったのである。

旅の始まりは準備から

さて、明日の昼から九州に行くことになった。それにはある程度の準備が必要だ。

カメラを用意する

旅を記録するには、写真も大切だ。しかし、これまで旅には欠かさず持っていった一眼カメラは、今はない。なぜなら、売ってしまったからだ。卒業や就職、それに伴う引っ越し等でお金が必要になり、旅先でもスマホで撮る機会が多くなっていたため、手放した。

が、いざ旅をするのにカメラがないと、いささか落ち着かない。別にそれが不可欠ではないのだが…
そこで、インスタントカメラを持っていくことにした。近所の写真屋で「写ルンです」を買う。店主は、若者がそれを買うのを物珍しそうに見…てはいなかった。価格は1,980円。若干上乗せされている気もするが、それでも高いな…

現像に出すためにフィルムを抜き取った。これは抜け殻

行程を立てる

今回はそこそこ入念に下調べを行なった。何せ、長距離のフェリーや鹿児島など、初めてのことが多いからだ。旅の時間は有限だから、その中でいかに上手に行動できるかで、その質も変わるだろう。慣れていないことに事前知識なしで挑むと、無駄な時間を割いてしまう。だからこそ、不確実性を減らすために、しっかり調べることにした。
国鉄大隅線や国鉄志布志線の廃線跡を辿ってみようと計画。
といいつつも、結局この通りに観光しなかった。計画通りに進められるとは限らないし、その場になって「コレジャナイ感」が出るかもしれない。とはいえ、この作業は無駄ではない。理解を深められるし、何より楽しいからだ。下調べをする時から、旅はすでに始まっているのである。

行程立てるのは楽しいしお金もかからないしいいよね

次回へ続く

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