熱中症を予防しよう!

こんにちは!香川大学陸上部です!
今回のテーマは「熱中症を予防しよう!」です。
「まだ春なのに気が早すぎじゃない?」と思いましたか?確かに、熱中症は気温が高い夏に多いものというイメージがありますよね。しかし、暑さに慣れていない今の時期こそ熱中症が多く発生する時期なのです
そこで、今回は今の時期こそ気を付けたい熱中症を予防する方法について2点お話していきます!

①深部体温を下げる
深部体温とは文字通り体の深部の温度のことです。深部体温が高くなると、熱中症のリスクが高くなったり、パフォーマンスが低下したりします
高くなった深部体温を下げるのは簡単ではないですが、誰でもできる対策法がありますのでご紹介します!
・手を冷やす
手には「動脈吻合」と呼ばれる血管があり、熱を放出することで体温を下げる働きをしています。手を冷やすことでこの働きをサポートすることができるのです。冷水などで冷やしたり、冷えたペットボトルを持つことが効果的です!
・水をかける、濡れタオルで体表を拭く
皆さんは「打ち水」をご存じですか?地面に水をまき、水が蒸発するときに熱が奪われることを利用して気温を下げるために行うものです。この打ち水の原理は人の体にも利用可能です。体に水をかけたり濡れタオルで体をふくことで体温を下げることができます!

②暑い時間・場所を避ける
自分の体温を下げることも大切ですが、そもそも体温が上がりにくい環境で練習することも重要です。日中ではなく、朝や夕方・夜などの比較的涼しい時間に練習することが望ましいです。ただ、日中しか練習できないという人もいるかと思います。そのような場合、ウオーミングアップや練習間の休憩は日陰で行うなど、少しでも暑さによるダメージを受ける時間を減らしましょう。
「暑い中で練習しないと暑さには慣れない」と言う人もいますが、暑い中での練習は熱中症リスクが高いうえに、疲労が溜まりやすくパフォーマンスも下がるので、慣れるためだけに暑い中で練習するのはおすすめできません。涼しい環境で練習しつつ、暑さに順応していくのが良いでしょう。

以上、熱中症の予防法についてお話ししました。陸上競技では練習の継続が重要です。継続するためにも熱中症に気を付けていきましょう!

最後まで読んで下さりありがとうございます!
これからも香川大学陸上部をよろしくお願いします!



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