調子を構成する3要素

こんにちは!香川大学陸上部です!
練習をしていると、「今日は調子が良い・悪い」と感じることがありますが、調子は何によって左右されているのでしょうか?今回は調子を構成する要素について3点お話していきます。

①体調
当たり前ですが体調が悪いと良いパフォーマンスをすることはできません。しかし、調子が悪いと感じている原因が体調にあるとは考えずに体調へのアプローチをしない選手は多いです。アスリート=健康というイメージがありますが、実はアスリートは練習で日々体に負荷をかけているために免疫力が一般の人よりも低くなっていたり、貧血などのリスクが高くなったりしているのです。そのため、アスリートこそ体調管理に気を配る必要があるのです。また、内臓に疲労がたまったり、睡眠が不足することも体調不良・コンディション不良の原因となります。毎日自分の体調を気にかけ、健康的な生活を心がけましょう。

②トレーニング周期によるもの
好調をずっと維持することはできません。もしできるのならばピーキングという概念は存在しないはずです。ピーキングによって好調をつくることは裏を返せば意図的に不調な時期を作るということでもあります。また、練習量を増やし基礎を作る時期はピーキングのための下準備の段階のため必然的に調子は上がりづらくなります。
目標のレースに向けてピーキングをしているのに調子が上がってこない、ピークを合わせる時期ではないのに調子が上がりすぎているという場合は、練習計画に誤りがある可能性があります。自分の状態と向きあいながら練習を組み立てていきましょう!

③メンタル
心の調子は体に大きく影響します。精神状態が安定していないと集中できず、パフォーマンスが下がってしまいます。また、練習に対して抱くイメージも調子に大きく関係してきます。「楽しいなー、ワクワクするなー」とポジティブなイメージで練習に臨むのと、「やりたくないな、不安だな」と思いながら練習するのとではパフォーマンスは違ってきます。練習を楽しくできるような工夫をしたり、自分はなぜ競技をするのかを今一度考えたりするなど、練習にポジティブな姿勢で臨める動機づけをしましょう。
不安なく前向きに練習するためにも自身の精神状態を確認しながら生活をすることが必要不可欠です。

以上、調子を構成する3要素についてお話ししました。調子をコントロールするには自身と対話し、状態を把握することが大切です。自分自身を見つめることで新たな発見をすることもできるのでぜひやってみてください!

最後まで読んで下さりありがとうございます!
これからも香川大学陸上部をよろしくお願いします!

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