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#79「こういう人もいるっていう話」4年 北詰真己

こんにちは。関西学院大学体育会サッカー部4年の北詰真己です。
何を書こうかずっと考えていて、こんなこと書いたらサッカー部らしくないだったり、読む人にどう映るだろうかだったり色々考えて、書いては消して別のテーマを考えて、また戻ってきてを繰り返しています。でも体裁を気にしても仕方ないと思って、あるがままに書こう決めてもやっぱり違うなと思ったり...
そんなことを繰り返している内にもう5日過ぎ、作業時間は軽く10時間は超えていました。過去をふり返っても私は昔から感想文のような類が大の苦手で嫌いで、みんながなぜそんなにスラスラかけるのか本当に不思議で仕方がありませんでした。
そんなことを考えたり、色々調べたりしていると、どうやら私はHSP気質だったことを知りました。道理で優柔不断だったり完璧主義だったり、憂鬱になりがちだったんですね。ただ調べてみると5人に1人はHSP気質だそうです。
案外同じように感じている人は多いんだなって思ったので、今回はほとんどそういった人たちに向けて書こうと思います。意外と多いとはいえ8割の人は共感しづらいことだと思うし、何言ってんだこいつってなると思いますが、こんな人もいるんだって思って読んでいただけると嬉しいです。

数年前から話題になっていたようで知っている方もいると思いますが、HSP気質とはハイリー・センシティブ・パーソン(Highly Sensitive Person)の略で、一言でいえば「感受性が高く敏感で繊細な人」だそうです。この気質を提唱した心理学者であるエイレン・アーロン氏は4つの特性があるとしていて、

①ものごとを深く考える(Depth of Processing)
②過剰に刺激を受けやすい(Overstimulation)
③共感力が高く感情反応が速い(Emotional response and empathy)
④感覚が鋭い(Sensitive to subtle stimuli)

このすべてに該当することが基準だそうです。
もう少し具体的な例を挙げると、

①一を聞いて十を想像する
②人混みや大きな音が苦手
③映画やドラマに感情移入する
④強い光が苦手

みたいなことだそうです。
もし心当たりがあれば一度調べてみてください。思い当たることが沢山あると思います。
心当たりがない人も興味があれば調べてみてください。理解するだけで5人に1人を手玉に取れるようになるかもしれません。

こういう気質を持った人は特徴がたくさんあって、あるあるを言っていけばきりがないと思うけれど、今回はこういう人が多いんじゃないかなってことで「自分を責めすぎる」ことについて取り上げていきたいと思います。いわゆる完璧主義だったり自己肯定感が低かったりする人ですね。多くのことを感じ取ってしまうが故にこういう傾向になるそうです。
私にもこのような傾向が強くあって、中学・高校の時は自分を責めすぎた結果、憂鬱になることが何度もあり、一時期は何もできなくなることもありました。自分を責めすぎることは時には原動力になりますが、いつか限界が来ます。そして限界を迎えてしまうとほんとに苦しいです。
もし自分に対して頑張れていないと責め続けている人がいるならば、たまには少しの努力を評価してあげてほしいと思います。自分にはそういう傾向があるんだってことを認識するだけで、すごく楽になります。

私が苦しんでいた時に、限界を迎えかけて心が折れかけていた時に、同じように苦しんでいた人の話を聞いて心が救われたことがあって、私も何かのきっかけになりたいなって思っていて、こういう機会を頂けたので今回のことを書かせていただきました。
感覚的な話なので分かる人もいれば、全く理解できない人もいると思います。どちらにしても知ることが大事なんじゃないかなって思っていて、知ることで少しは心が楽になるかもしれないし、気遣えるようになるかもしれない。今回のnoteがほんの少しでも誰かの力になることを願っています。最後までお読みいただきありがとうございました。

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