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#62「今を大切に」4年 岩本昂大

こんにちは。
関西学院大学体育会サッカー部4年の岩本昂大(いわもとこうだい)です。

本文に突入する前に、私のことを少しだけ紹介させていただくと、、高校生まで、電車は30分に一本、周りを見渡すと、緑(田畑)しかない大自然、熊本県でのんびりと育って参りました。
大学生になり地元熊本から関西へ進学ということで初めて親元を離れ、一人暮らしをするという選択をしたわけですが...
もう3年も経過し、大学生活終わるよ?
そろそろ、慣れてきてもいいのでは?
と思う今日この頃ですが、いまだに一人暮らしが寂しく、家族や友人に毎日電話をかけ続けているような人間です。

そんな中noteを書く機会をいただき、何も書けることないなと頭を悩ませながら、必死に書いたので最後まで読んでいただけると幸いです。

早速ですが、私の大切にしていることを二つ紹介したいと思います。

1つ目は「今を楽しむこと」で

2つ目は「今しかできないことにこだわる」ということです。

おお~なんか当たり前のことを言ってるな~と思った
そこのあなた!本当にできていますか?


とくに「今を楽しむこと」はどうでしょうか。
最近は、体育会サッカー部の活動も勉強も遊びも楽しめていますか。


と言いつつも、私自身もサッカー部での活動が楽しめるようになったのは、去シーズンくらいからかなと思います。何が変化したんだろうということ思い返すと、
「やらされる」から「やってみよう」という気持ちの変化があったと思います。
もちろん今、サッカーが順調な人は楽しいだろうし、そのまま楽しいという気持ちを忘れないでほしいなと思います。問題は二年生までの私のような楽しめていない人です。実力のなさを感じ、自分のできることは少ないし、言われたことだけをやろうというようなマインドではないでしょうか。そんな時こそ、このプレーやってみよう、みんなより声出してみよう、のような小さな変化が意外とチームのためになったり、自信をもつキッカケになったりするかもしれません。チームの係活動をやってみるのもありだと思います。いろんな人と話す機会も増えるし、なによりチームのことが好きになって楽しいマインドに変化すると思います。今年のスローガンの通りまさに「やってみ」です。楽しいマインドになれるようやってみましょう。

また、この楽しむということは、特に今のAチームの人たちに伝わってほしいことで、もっと純粋にサッカーを楽しんでほしいな〜って思います。関西選手権を早々に敗退し、悔しい気持ち、自分に対する怒りなど様々あると思いますが、1番根底にあるサッカーが好き、楽しいって気持ちを忘れないでほしいなと思います。もちろん、もの凄い厳しい環境の中でのプレー、100名を超える部員の気持ちを背負いながらプレーすること、絶対プロになるんだという焦る気持ちなど私には、計り知れないプレッシャーがあるのも分かりますが、楽しいっていう気持ちは大切にしてほしいです。
Aチームに限らず、ほとんどの人がこんなにも本気になってサッカーをするのは、あと2・3年だと思います。せっかく大好きなサッカーするんだったら、楽しむことを忘れずにやってほしいなと思っています。
いつも隣にいる熱苦しいU田クンが言うような、「この苦しい状況も楽しめ」とは言いません。
小さい頃に、はじめてボールを蹴ったときの気持ち、点をたくさん決めていた小学生時代を思い出して、サッカーは楽しいものだ!という気持ちでプレーすることが、自分のためにも今のチームのためにもなるのではないかなと思います。サッカーに限らず、勉強、遊びも楽しいという捉え方ができるととても人生が豊かなものになるなと最近感じています。


次に「今しかできないこと」
では、大学サッカー部での活動も今しかできない本当に貴重な経験の一つだと思います。私自身も、この組織に所属していなかったら、なにしてたんだろう。と、ゾッとすることもありますし、この3年半の間で多くの感情も経験しました。ここまで、日本一を目指しサッカーに打ち込むことも今しかできないことの一つだと思います。大人になって、どんなにサッカーがしたくても動くことができない身体になっていたり、家庭、仕事のことが忙しかったりと本当に今のこのサッカー部での活動は今しかできないことだなとつくづく感じています。

もちろん、サッカーだけじゃないと思っています。昨年夏、留学も今しかできないな〜と思いたった私は、ヨーロッパに短い間ですが留学しました。当たり前だと思っていたことが当たり前じゃないこと、みたこともない景色、仕事に対する価値観、サッカーへかける思いなど。毎日がとても刺激的でした。自分のやってることとか、悩みとか本当にちっぽけで、たくさん失敗してもいいからやってみようと思えるキッカケにもなりました。
これまで、一切チームのことをやることはなかった私が、留学から帰ってきてからは、献血活動、広報のビラ作成、YouTube活動など本当に色んなことに対してやってみようっていう気持ちになれています。
サッカー部という組織だけでなくいろんな人、環境と出会うことはとても重要だと思います。

サッカー部での活動、留学に限らず、同期とグダグダ話しながら帰るアクセスの時間、ご飯屋さんで将来についておしゃべりすること、色んな場所に行って、綺麗な景色を見て、会いたい人には会いに行って、話したいことをたくさん話す。人生の夏休みと言われる大学生の何でもできる時間を、スマホではなく、今しかできないことに是非使ってほしいです。
私も今しかできないことをもっともっと大切にしたいなと思います。

もう、大学生活ラストイヤーも半分、長かったサッカー人生もあと半年というところまで来てしまいました。
特に同期のみんな、後悔がないように全力で毎日楽しんで最高の思い出「日本一」を創りましょう!

長くなりましたが、私がみんなに伝えたかった、
なんでもできる、なににでもなれる、大学生という貴重な「今」という時間を大切に
ということが、少しでも伝わってたらいいなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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