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#86「慢心は人間の最大の敵だ」1年 古川大地

皆さん、こんにちは。
関西学院大学サッカー部1年  古川 大地 です。
このような貴重な機会をいただいたので、あまり文章を書くのが得意ではないのですが一生懸命書かせて頂きました。拙い文章にはなりますが最後まで読んでもらえると嬉しいです。


大学サッカーが始まり7ヶ月ほど経ちました、そんな中感じていることを率直に綴りたいと思います。

大学に入ってから思い描いていた立ち位置の確立や評価とはかけ離れているなと感じています。

同学年で既にトップチームに属している選手や試合で著しい結果を出す選手がいる中で、自分はBチームのセカンドチームB2に所属しています。

正直なところ評価の差が目に見えて分かるため「なんでまだ自分ってサッカー続けてるんだろ」とバカらしくなる日もありました。
思い返せばこれまでにも同じような経験が多々ありました。

中学の頃は大分トリニータの下部組織のジュニアユースでプレーさせて頂いていました。
高校に進学する際にユースへの昇格かどうか判断される際私は不合格でした、今でもあの日スタッフの方から言われた言葉「今回ユースへの昇格は見送らせて頂きます」と言われた記憶が鮮明にあります。

そこで人生最大の挫折を味わいサッカーをやめて地元の工業高校に進学することも考えた時期もありましたが、ジュニアユース時代の監督やスタッフの方々の進めもあり、サッカーを続ける道を選び大津高校に進学しました。

しかし高校時代にも入った当初から明らかに自分と立場に差のある同学年がいました。

その当初も今も同じ気持ちで
だからと言って自分のプレーに不満を持っている訳でも自信がない訳でもありませんでした。
逆に「なぜ自分を上げないんだ?使わないんだ?」と言う強気な自分が常にいました。

でもそんな時、私の高校時代の恩師である山城監督から言われた言葉を思い出しました。「自分が思ってる評価と他人からの評価は違う」「頑張りどころを選ぶな」と言う言葉

自分が思い描いている評価より他人からの評価が低いなら認めて貰えるまでやるしかない

もう一度高校時代のように悔しい挫折から這い上がってきた自分を思い出し初心に帰り今の自分に求められていること、必要とされていることを理解し常に追求し続けたいと思えるように最近なりました。

前期のリーグ戦では特に結果を出す選手になることを個人としては目標にプレーしてきました。
高校時代ではアシストに回ることがほとんどでした。1年間のリーグ戦を通してもアシストは多かったものの得点は3点しかあげれませんでした、関学では試合を実際に見ていない人もホームページで結果を見れば、自分の名前が常にあるような1年間にしたいと思い、アシスト以上に得点にもこだわりチームに貢献していきたいと思います。

自分自身が1番サッカーを全力で楽しみ見ている人もワクワクするような、なおかつ結果でチームに貢献する選手を自分の目指す選手像とし、焦らず周りからの評価ばかりにこだわらず、まずはサッカーを誰よりも楽しむことを軸としたいと思います。

昨年度の関学サッカー部キャプテンであり、現在J1鹿島アントラーズに所属している濃野公人さんと一緒に食事をさせて頂ける機会がこれまでに何度かありました。そこでもプロサッカー選手と言う職業は夢のある職業だと改めて自分自身感じました。

同じ大津高校から関学に進学させて頂けた身としてリスペクトの気持ちを持ち、私自身も1年後2年後3年後と、公人さんのようにピッチに立って躍動し続けるような選手、必要とされる人間になっていけるよう頑張り所を選ばず常に精進していきたいと思います。いつかマッチアップ出来るように必ず4年後には後に続いてみせます。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


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