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コンダクターの仕事紹介

4月からご入学される新入生の皆さんに向けて、弊部のことに少しでも興味、関心を持っていただくため、学生スタッフであるコンダクターが何を考え、どのような活動をしているのかを紹介いたします。


アップを仕切るコンダクター


1.関学サッカー部独自のコンダクターとは?

コンダクターとは「伴走者」です。

チーム、選手と共に成長し、同じゴールに向かって突き進む。時に進むべき道を示し、時には背中を押して支える。そのような存在です。

では、そのような重要な役割をどう決めているのか?

関学サッカー部では、2回生から3回生に上がるタイミングで選手を辞めコンダクターになる人を決めます。2回生全員で年間を通してミーティングを行い、主張と傾聴を繰り返す中で「なぜサッカーをしているのか」「どんな自分で在りたいのか」について主に考えます。その結果、「自分の在り方」について深い内省を促すことで未来へ進む覚悟が決まります。
ミーティングを通して、選手を続ける人、コンダクターになる決断をする人、サッカー部を辞め新たな道に進む人がおり、それぞれには強い意志と覚悟があります。

コンダクターはチームのビジョンを達成することを決意し、身を粉にして選手とチームの成長に貢献します。選手を2年間経験し選手の立場を理解しているからこそ、選手の魂に火を焚きつけることができ、関学サッカー部躍進の重要なピースとなります。

試合前の様子


2.コンダクターの役割とは?

コンダクターの役割として部員の目が輝くような環境を創り出すことを大事にしています。
日々の成長環境を最高のものにすることがチームへの貢献に繋がります。

では、コンダクターが具体的に何をするのかをピッチ内とピッチ外に分けて説明します。

・ピッチ内

① 練習環境の創出
②アップ(スタートメンバーとサブメンバーのアップ)

①について
練習が円滑に進むようなメニューのコート配置を行い、練習中は前向きになる声掛けを意識しながらボール出しをしています。各テーマに応じてボールを出す場所や方向、ボールの質を変えています。

試合開始前の様子
ボール出しの様子


②について
試合時は試合前のアップを仕切り、選手が心身ともに最大限のパフォーマンスを発揮出来るように選手の様子を観て、活気をもたらすような声掛けをしています。

アップの様子
試合中の様子


試合に勝利し、みんなで喜びを分かち合う瞬間はコンダクターをしていて、最高な瞬間の1つです。

得点後の様子



・ピッチ外

①公式戦の運営
②遠征の手配
③試合相手校との連絡
④スポーツ振興統括課との連携

①について
公式戦の大会要項を読み込み、メンバーリストの作成や変更を行い、会場責任者として試合を円滑に運営できているかを適宜確認しています。出場資格や勝ち点の剥奪が起こり得るため、慎重に取り組んでいます。

②について
参加者名簿を作成し遠征を運営する方と連絡(宿泊人数、アレルギーがある人の報告など)を取り、タイムスケジュールを監督と共に作成します。

③について
対戦校とユニフォームの色やアップ場所、試合をするにあたって必要なことを連絡し、試合の詳細を確認します。

④について
①②③が主にしていることで、これら以外にも多くのことをスポーツ振興統括課と連携して進めていく必要があります。

これらがコンダクターの仕事の概要となります。

3.最後に

関西学院大学体育会サッカー部はビジョンである「大学サッカーを牽引する」ために、使命としてサッカーで「日本一」を獲ることと、競技以外の面で「愛し、愛される組織となる」ことを掲げ、部員全員が日々の活動に取り組んでいます。

関学サッカー部はそのような目標を達成するために全力を尽くすことができ、チームに貢献できる選手と学生スタッフを募集しています。

興味のある方は下記をご覧下さい。ご質問は弊部ホームページで受け付けています。


最後までご覧いただきありがとうございました!


コンダクター一同

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