気になる勉強

まずは気になる勉強のことを考えてみます。
・1学期に学んだ内容はアタマに入っているのだろうか?講習にでも通わせて確認しておくべきではないか?
・試験結果がよくなかったから、夏休みのうちに講習にでも通わせて補強しておいたほうがよいだろうか?
・試験結果がよかった!やる気もありそうだし今のうちに講習にでも通わせて勉強習慣をつけさせようか?
1つ足りなくありませんか?
「自分で」勉強する、という選択肢。
そんなことを言うと、すぐに聞こえてきそうです。
・自分ではどうせやらない。イライラするだけ損
・勉強しろ、と言ったらケンカになるだけ
・自分の部屋にこもったら、どうせ動画かゲーム。口先だけで結局勉強は進まない。
確かに。おっしゃる通りです。
でも。だから自分では勉強させない。
で本当によいのでしょうか?
子どもたちは最終的に成長し独り立ちします。
してくれなくては困ります。そうですよね?

そのとき、自分の意思で勉強できるようになっていなければどうなるでしょうか?
現代の仕事は、就職してから退職するまでずっと同じ仕事を繰り返す。というケースはほとんどありません。
年々やるべきことは変わっていきます。それについていく、もしくはその前に進まない限り、成功はありません。
変化についていく、その前を進むためには、一生勉強し続けなければならないのです。
そのベースを作れるのは今です。
小中高校生の間に、親が子にしてあげられる最大のプレゼントは、「学ぶ習慣をつける」ことです。
そのために、夏休みのような長期休暇は絶好のチャンスです!!

まずは休み中「毎日」何をするか、一緒に決めてください。
そして旅行期間などの特別なタイミングを除き、必ず毎日それをやってもらいます。
親も忙しいでしょうが、当初は毎日確認し、できればほめ、だめなら励まし、応援してあげてください。
たとえば、午前中に30分かけて、漢字のドリルを進める。単語帳を進める。だけでもよいのです。
一緒に決めて、それを子ども自身がやり遂げる体験を、夏休みの間につけてあげてください。

自分で決めたことをやり遂げる習慣をつけていけば必ず、自ら学べる大人に育ちます。もちろん早めに着手すれば受験のときにだって役立つことは間違いありません!!

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