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俺の・私の野球史-堀内武志

 私は小学3年生の頃に親友からの誘いで野球を始めました。地元の少年野球チームに入部し、慣れないズボンやユニホームに身を包み、心臓バクバクで初日の練習に足を運んだことは今でも鮮明に覚えています。そして練習や試合を重ねていくにつれて、その楽しさやカッコよさに惹かれ、中学、高校でも本気で野球に取り組んでいきたいと思うようになりました。

野球人生において様々な出来事があった中、関学準硬との出会いは大きなターニングポイントとなり影響を与えました。
大学入学当初は部活やサークルには所属しておらず、オンライン授業を受けてはアルバイト、筋トレそしてまたオンライン授業といった日々の繰り返しでした。毎日があっという間に過ぎ、これといった思い出も作れずに秋学期が始まりました。
春学期と同じように何も変化がないまま2年、3年と時が経つのだろうかと考えていた時、とある授業で一人の男と出会いました。身長180㎝前後、体格が良くいかにもスポーツマンらしき人物です。勇気をもって話しかけると彼はにっこりと笑い、話してくれました。そこから少しずつ仲が深まり、麵屋いっちょうや三代目あくたがわなど関学周辺の飲食店を教えてもらいました。その中で、彼は準硬式野球をしていると語り、私はそこで初めて関学準硬の存在を知りました。何度か話を聞く中で、次第にもう一度野球をしたいという思いや大学生活を有意義のあるものにしたいという感情が芽生え始め、準硬の入部を決意しました。今となってはチームメイトで、毎日の練習を共に励んでいます。

振り返ると本当に感謝しかないです。彼や関学準硬との出会いがあの頃の平凡で刺激の無い大学生生活に花を咲かせてくれました。本当にありがとう。



 関学準硬のチームメイトは個性豊かで非常にクセが強いです。これまで小中高と野球を続けてきましたが、これほどにも活気のある素晴らしいチームは初めてです。そんなアグレッシブでファンタスティックなチーム小森の一選手として活動できたことは一生の財産であり誇りです。

同期のみんなへ
いつもありがとう。ほんまに面白いやつばかりで毎日が楽しいです。このメンバーで少しでも長く野球を続けられるように、卒部したさつき、やまけい、あきてる、たかやまの分まで全員で全日目指して頑張りましょう。



先輩方へ
ここまで自分が野球人として成長できたのは先輩方が活躍されているのをこの目で見てきたからだと思います。偉大な先輩方が残してくれた戦績に恥じないよう全員で優勝を勝ち取ります。見ていてください。


後輩たちへ
ここまで鬱陶しい先輩についてきてくれてありがとう。新チームでは福島を中心に最強世代目指して頑張ってください。スーパープレイヤー揃いなので自信をもって優勝できると思います。なので、チーム小森としてもう少し力を貸してください。よろしくお願いします。


伊藤監督へ
入部してから現在まで、愛情のあるご指導をありがとうございました。全日へ出場し、必ず伊藤さんを胴上げします。



私がここまで野球を続けられたこと、野球を好きになれたことは様々な人の支えがあってこそだと思っています。
だからこそその恩返しとして最高の仲間とともにリーグ優勝、関西制覇、全日出場を果たし、野球人として歩んできた13年間を最高の形で締めくくりたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。


堀内 武志(ほりうち むさし)/ 法学部・大谷

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