不眠症

成人の30〜40％が、なんらかの不眠症状を持っており、比較的、女性に多いようです。不眠症状がある方の中で、慢性的な不眠症は成人の約10％にみられます。ストレスやアルコール、精神疾患、神経疾患、薬の副作用などの原因があります。加齢とともに不眠症状は増加、60歳以上では半数以上の方が不眠症状を感じるとうデータがあがっています。

東日本大震災や新型コロナウイルス感染症など、大きな災害やパンデミックの後には一時的に増加します。不眠症は特殊な病気ではなく、よくある病気なのです。日本では成人の5％が不眠のため睡眠薬を服用しています。