【書評】この1冊を読めば、新しい時代の働き方が分かる

こんにちは。

今日紹介する本は、

「ハートドリブン -目に見えないものを大切にする力-」です。

著者

著者は、塩田元規さんという方で、株式会社アカツキという会社のCEOの方です。

アカツキと言えば、アクティビティの予約アプリの「SOTOASOBI(そとあそび)」や、ゲームアプリの「シンデレラナイン」を作っているゲーム会社です。

少し前には、株式会社カヤックと共に、「うんこミュージアム TOKYO」をオープンしたりしていて話題になっていました。

著者の塩田さんは、新卒で入社したDeNAを3年目で退職した後にアカツキを立ち上げられたみたいです。

どんな人におすすめ?

この本は、

・一所懸命働いているのに、なぜかうまくいかない人

・これからの時代にヒットする商品の共通点を知りたい人

におすすめできます。

僕(KG)はこの本から何を学んだか

僕がこの本から学んだのは、

・これからの時代は、"ブランド"化が大事

ということです。

これまでの時代は、商品の「機能」で他社と差別化を測る企業がほとんどでした。

しかし現在は、差別化した機能であっても、中国、インドなどの新興国が同レベルの機能をあっと言う間に、生産してしまいます。しかも、はるかに安い値段で、です。

そうなれば、もちろん顧客は安い値段で買える外国産の商品に離れていってしまいます。

そんな時代において、掴んだ顧客を話さない商品というのが、”ブランド化された商品”というわけです。

ブランド化された商品とは、「思想に共感してもらえる」商品のことだとありました。

たしかに、ライブグッズや、キャラクター商品は、機能に関係なく「応援したい」という気持ちから購入しています。

これからの時代は、そういうユーザーの共感を得られる商品や企業が勝つ時代になりそうです。

ビジネスにどう活かせるか

この学びをビジネスで活かすなら、次のような行動が取れると思いました。

・機能ではなく、コンセプト(思想)をアピールする

・説得の場では、論理的だけでなく、感情にも訴えるスクリプトを考える

まとめ

これからの時代は、合理的なものよりも感情に訴えるものが人気を得る時代となっていきます。

そして、多くの人はまだその事実に気づいていません。

この状況はチャンスだと思います。


ビジネスは人と人のつながりでできています。

そして人は、結局感情を持つ生き物です。

つまり、そういうことです。


人の心を動かす仕事をすることこそがビジネスです。

そのためのヒントが詰まっている本なので、

気になる方は、ぜひ手に取ってみてください。


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