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The Great Gatsby を見て

アメリカ人でありながら今まで The Great Gatsby の映画を見たことがなかった。

しかし、この前 prime videoでオススメされたので何だろうと軽い気持ちで見始めた。だけど、これが途中からどハマりしてしまった☺️
気づいたら夜の12時を過ぎてしまっていたんですね〜

で、今回はその映画を見て衝撃を受けたところ、
映画に出てきた伏線に対しての自分なりの解釈を述べていきます。

過去にしがみつき前に進めず

この映画の設定としては、Gatsbyという大富豪の話を、
NickというGatsbyについて知っている方が思い出しながら映画をナレーションする形の映画で、最初のキャッチから面白い。

その話の中で明らかになるのがGatsbyの行動の全ての理由である。
毎晩、豪華なパーティーを開催、効果な車に運転してニューヨークの街を走り回ったり、Nickの隣の家に住んだのも全ては愛している女性のため。その名もDaisy

DaisyがGatsbyの存在に気づいてほしいだったり、
高価な乗り物を乗り倒すのも、全ては自分の認知度と知名度
を上げるため。

DaisyはGatsbyが17歳の頃、戦争に行く前に出会った女性であった。戦争が終わった後、Gatsbyには彼女に会う自信がなく、ある程度成功を収めるまで待ってほしいと告げるが、Daisyは待てずに他の男を見つけて結婚してしまう。

そんなDaisyをずっと追い求めるGatsby。
その執念には尊敬するところもあるが、
その執念はやがて執着となり、なしえない理想となってしまう。
最終的には、DaisyはGatsbyではなく既に結婚している旦那を選ぶこととなる。

この状況は、私が見るにGatsbyが思い描く理想の人生が叶わずとも追い求めたことによって悲劇がもたらされたといえる。過去から抜け出せず、前に進めなかった人。

YouTube の解説動画のコメントに書いてあったのが印象に残っているので共有すると、

「The Great Gatsby というのは、多くの人に当てはまる話の内容である。我々の多くは過去に起きた出来事によって縛られてしまって前に進むことができていない。」と。

将来のビジョンを持つこと

Jay Gatsby には常に強力なビジョンがあった。
貧しい家の出であったが、いつかはそこから出て自分で成功するというビジョンを持っていた。

後に、家出をし旅にでる。
旅の途中で救出した大富豪から大富豪になるための作法、言葉遣い、スタンス、などを学び、最終的には大富豪になり毎晩、多くの人を招待し、パーティーを行うことができるようになっていた。

さらには、Gatsbyには、大富豪になってからもDaisyのいる生活を思い描きながらビジョンが現実となるように動いていた。

このGatsbyの考え方やスタンスから学べるのは、
明確なビジョンを持つ大切だと感じる。
明確なビジョンを持つことによって、自分がどこに向かっているのかを決め、そこの目的地にたどり着くにはどうするかを考えることができる。決めた後にアクションを取ることによってビジョンが現実となっているのである。

最近、私も自分のビジョンについて考えていたので、
この映画を見た時に自分がどんなビジョンがあるかを再度考えさせられた。

死んだ時の孤独さ

映画の最後には、DaisyがGatsbyの車を運転して不倫相手の女性をはねてしまう。はねた時に誰が運転していたかは誰もハッキリ見ていなかったが、はねた車からGatsbyがはねたこととされてしまう。

はねられた女性の旦那さんは、怒り、Gatsbyの家に行き、Gatsbyを射殺してしまう。

悲しいのはこの後から。

Gatsbyの生前、毎晩のようにたくさんの人がGatsbyの家にきてパーティーをしていたが、Gatsbyが殺されてしまいお葬式が開かれても、誰一人とくることがなかった。

お葬式に来たのは、Gatsbyの死をニュースに取り上げようとするメディア人とGatsbyが唯一親友と呼んでいたNick。

このシーンを見て思った感想が、
「いくらお金を持っていても死んだときに、お葬式に参列した人によってどれだけ良い影響を与えたかがわかる」ということ

いくらお金があっても幸せは買えない。
大富豪になることについて再度考えさせられたシーン

終わりに

見た映画について日を置いて振り返るのは初めての取り組みであるため、まだ文章がおぼつかない気がする。

しかし、The Great Gatsby が長年にわたって読み継がれたり、映画化されているのかが少しわかったので記事を書いてみた。

いや〜
今度は原本を読んでみようかな〜

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