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ヴァンフォーレ甲府2020 戦力紹介【CH・OH/SH・CF編】

はい。間が空いてしまいましたが、今回は一気にCH・OH/SH・CF編です。

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過去記事はこちら
☟第一弾 GK・右SB・CB編☟

☟第二弾 左SB編☟

さて、行きましょう。

※・選手名/年齢/身長/体重/利き足

◆セントラルハーフ

・野澤英之/26/180/71/右
・武田将平/26/181/73/左
・中村亮太朗/23/179/70/右
・山田 陸/22/176/72/右

(その他:山本英臣、新井涼平、荒木 翔)

・昨年からガラッと変わり横一線からのスタート

 昨年のチームの心臓を務めていた佐藤和弘選手、小椋選手、横谷選手がチームを去り、今年は新顔ばかりのポジションとなりました。野澤選手は足元の技術と優れたパスセンスを武器に中盤からゲームをコントロールができます。武田選手はハイボールの競り合いやフィジカルコンタクトに強く、思い切りのいいミドルシュートある大型でレフティのボランチです。中村選手はよくボールを受けては捌き、ミスが少ないという特徴の選手です。山田陸手は守備でハードワークができ、攻撃面もゲームを組み立てつつ相手ゴール前にも顔が出せます。その他、山本選手、新井選手、荒木選手も起用でき、人数はそろっている印象です。新加入選手ばかりのなかで誰が2枠を掴むのかが注目されます。サイド攻撃が増えるだろう今季は、片サイドでの攻撃に詰まったら、もしくは相手を集めたら逆サイドへ素早くチェンジサイドが出来るかは求められる仕事になると思います。

◆オフェンシブハーフ・サイドハーフ

・中山 陸/19/174/64/右
・泉澤 仁/29/165/63/右
・荒木 翔/25/166/65/左
・ドゥドゥ/30/180/75/右
・松田 力/29/175/70/右
・太田修介/25/176/70/右
・宮崎純真/20/173/66/右

(その他:ラファエル)

1.争い激しい2列目

 今季はCFの後ろに3枚置くシステムとなります。昨年からの残留組に加えて、泉澤選手、松田選手といった実力者が入り昨年よりもこのポジションは層、質ともに上がったと思われます。また今年のメンバーはベテランへの入り口となる30歳付近にはドゥドゥ選手・泉澤選手・松田選手、中堅に荒木選手・太田選手、若手には中山選手・宮崎選手と年齢がバランス良く編成されていると思います。実績実力でいくとドゥドゥ選手・泉澤選手・松田選手がファーストチョイスになると思いますが、キャンプでチーム最多得点を上げ絶好調な太田選手、アタッカー陣で唯一のレフティーの荒木選手もチャンスが多く与えられると思います。

2.サポーターのロマンを背負うNo.7

 一昨年、高校生ながら特別指定選手登録され、ルヴァンカップに緊急先発を果たし大活躍をした中山選手。昨年正式に加入し1年目から活躍して行くのかと思われましたが、プロの壁と求められるタスクに戸惑い、思うようなシーズンを送れませんでした。しかしシーズン後半の方はトレーニングでも積極的にプレーし、自らアクションを起こせているように感じました。今季はオフェンシブハーフ(トップ下)での起用が主になると思われますが、彼自身の得意なポジションになると思います。ボールを扱う技術とセンスはチームで1番であるのは間違いなく、チャンスを作ることと得点に絡むことが求められる今季は主力として活躍するのをクラブもサポーターも期待しています。

◆センターフォワード

・ラファエル/37/190/80/右
・金園英学/32/184/78/右
・ジュニオール・バホス/27/183/77/右

(その他:太田)

・絶対的ストライカーは誰になるか

 昨年リーグ20得点した選手が退団し、今季は劣るとみられてもしょうがないでしょう。その中でも昨年からの好調を維持している金園選手、年齢が心配されたもののそれを感じさせないプレーができているラファエル選手、キャンプは別メニューで調整し続けて、徐々にコンディションを作り上げ心身ともに悪くない状態を作っているバホス選手が今季1枠を争う構図になります。各々タイプが異なります。金園選手は守備でも献身的なプレーができ、攻撃では相手ボックス内での駆け引きが秀逸であるのでサイド攻撃からの仕留めをこなせるのでおそらくファーストチョイスとなるでしょう。ラファエル選手は当初期待されたプレースタイルではなかったものの、パスを引き出す動き、ボールを落ち着かせて周りを活かすプレーができ、金園選手と同様に献身的に相手へプレスを掛けられます。バホス選手は爆発的なスピードは折り紙付きでありますし、コンディションさえ整えばファーストチョイスに定着するチャンスはあると思います。また静岡キャンプからハーフナーマイク選手がチームに帯同し、練習参加しています。194cmで空中戦では絶対的な強さがあり、今季サイド攻勢が増えると予想される中でボックス内での強さがある選手は欲しいところです。キャンプ中に怪我をしてしまったので、回復をして全体に合流してからまた評価されてどうなるかということです。彼が加われば、最前線4枚は面白い編成になるかと思います。


 これで全選手の紹介が終わりましたが、どんなチームに仕上がっているか、どんな戦い方になるかはまだわかりませんが開幕が楽しみです。苦しみながら成長していくチームを応援し続けていきたいです。

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