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大阪バックサイド・ブルース


いま、大阪へ向かってます。

実にひさびさの関西。振り返ると約10年ぶりなんですよね。拙著「歌謡曲meetsシティ・ポップの時代」プロモーションでラジオ出演のための大阪入りではあるんですが、学生時代から社会人3〜4年目まで関西在住でその後もなんだかんだと年に数回は仕事にかこつけて行ってましたからね。こんなに間が空くとは思いもしなかった。

さて拙著の話を少しだけ。発売されて2ヶ月経過しましたけど来月は阿佐ヶ谷ロフトAで江口寿史さんを迎えての発刊記念トークライブやります。2月12日です。

発刊されて以来、きちんと内容についてボクのほうから腰を据えて語ることはほぼなかったと思いますのでちょうどいい機会かなあと。もちろん堅苦しいものにするつもりは毛頭ありませんので来場されたみなさんと楽しく過ごせればいいよなーと思っております。

そもそも拙著「歌謡曲meetsシティ・ポップの時代」は堅苦しいものにはしたくないって狙いはありました。この数年のシティ・ポップブームを否定するつもりはまったくないし、実際書くにあたってそのへんは無視できないほど影響力のあるブームだよなーって。だけどそういうブームにどっぷり浸かってる人たち向けというよりはもうちょっとライトな方々に読んで欲しいって思いはありましたね。あと昭和〜平成レトロ好きの若い世代の女の子たちにはどんどん手に取ってもらいたいなーって思いは強くあるかな。

1970年代の歌謡曲システムとシティ・ポップクルーの出会いがもたらすジャパニーズ・ポップの進化の中で、どうしても触れておきたかったのが男性シンガーソングライターの系譜。大江千里〜KAN〜槇原敬之のラインですけど、原田真二〜高野寛という視点もあるし、2000〜2010年代の男性シンガーソングライター冬の時代を経て今や藤井風に米津玄師から星野源、秦基博とベテラン〜中堅も含めて充実のラインナップですもんね。誤解を恐れずに書くと間違いなく影響あると思うんですよ!大江千里〜KAN〜槇原敬之らの。彼らの偉業はもっと語られるべきだし、「ほんとは好きなんでしょ?」って声を大にして言いたい。KANさんが亡くなったとき、それは強く思いました。

なのでトークライブ、どっしよかなーって迷ってる方々は悪いことは言いません。すぐに予約してください。ボクと江口寿史さんの「回転違いのズル休み」コンビなので急に浜辺美波や芦田愛菜、杉咲花、岸井ゆきのはすばらしいなんて話をするかもしれません(笑)ボクは年末年始にようやく完走を果たした安藤サクラの「ブラッシュアップライフ」サイコーなんて言い出すかもしれませんが、ほどよいゆるさはキープしつつ楽しんでいければよきかなーって思ってますよ。

予約詳細はこちらです。

そして本日は収録だけなんですが(番組情報は告知OKになり次第お知らせします)明日はFM COCOLOに生出演します。番組情報はこちらです。おそらく午前10時台の予定ですかね。

radikoでも可能ですがこちら試すと関西エリア以外でも聴取可能になりますよ。ぜし!

とここまで書いてまだ名古屋通過も果たせてないんですが2024年はより多角的に「攻めて」いきたく思ってます。とりあえず年末に見た映画「市子」はサイコーだったよな。アレはヤバいよ。見終わったあと圧倒される作品なんて年に数回あればラッキーじゃないすか。そんな感じ。


名作。爪痕残りますよね

さてまもなく名古屋です。大阪まであっという間だなー。
明日の午前中、ラジオお手隙のかたはぜひ聞いてね。
ちなみに今回の新幹線、行きのお供はコレ!というのを最後画像貼っとくか。


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