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日本人なのに英語上手いねってどういうこと?

どうもこんにちは!

※カバー写真はフィンランドのヘルシンキにある
石の教会ことテンペリアウキオ教会です🇫🇮

昨年フィンランドに旅行に行った際のことなのですが、


フィンランドを発つ時に空港でこう言われたんです。


"Are you Japanese? You speak English very well!"
(あなた日本人?英語上手いじゃん!)


って...。

褒めてくれているというのは分かるし、悪意は当然ないと思うのですが、すごく複雑な気持ちになりました。


フィンランドといえば、マリメッコやムーミン、サンタクロースなど日本でも馴染み深いものがたくさんある国です。

第何次北欧ブームなのかはわかりませんが、家具メーカーのHAYやARTEKが表参道に出店したりなど、最近もその勢いは衰えずに私達の生活の中に溶け込んできています。

こういったものがきっかけでフィンランドが好きになった方、または「お仕事などで実際に行ったことがある方もたくさんいるのではないでしょうか。

現地滞在中も、観光地やマリメッコのショップなどでは日本人と思われる方々をよく見かけました。

個人的にも大好きなフィンランドが色々な人に知られていて嬉しい反面、空港でかけられたこの一言は私にとって非常に複雑なものでした。

日本人なのに英語上手いねって...。

学生時代にニュージーランドに一ヶ月間短期留学したことがあるのですが、その際にも実は同じことを感じていました。

Your English is very good!(君英語うまいね!)

と言われる度に、

「あぁ、自分は英語ネイティブスピーカーとしては認識してもらえず、あくまで外国人が英語を話しているなーと思われているんだな」

となんともネガティブ思考でした(笑)

国際共通語である英語を話すのは言ってしまえば「当たり前」なことであって、

カナダやアメリカなど移民が多い国々では、日本人の顔をした英語ネイティブスピーカーも当然いるわけで

私の「The 日本人顔」を見た瞬間に、英語ネイティブスピーカーの枠から外されてしまうのは、なんだか悲しいような悔しいような、そんな気持ちになりました。

それとも単に私の英語力が足りないだけなのか...。

もちろん相手に一切の悪意がないのは承知の上ですが!

もっともっと、日本人として国際的地位を高めて行かねば...と思う今日この頃です。

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