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GrpMailでPPAP対策がもっとお手軽に!

添付ファイルをダウンロードURLへ自動変換して送信する機能がリリースされました。
これにより、PPAP(パスワード付きZip)よりも安全にファイルを送れるようになります。

どんな機能?

GrpMailから添付ファイル付きのメールを送ると、ダウンロードURLに変換される機能です。
送信者はメールに添付して送るだけ、受信者はURLにアクセスして手順に沿って進むとファイルがダウンロードできます。
GrpMail内では、ダウンロードURLに変換された添付内容が確認できるので、送信者以外もどんなファイルが送られたのか確認できます。

これは、弊社で提供しているWebFileの技術を取り入れた機能で、
昨今話題になっているPPAP対策にもなる機能です。

この機能が誕生したきっかけ

弊社では、ファイルの送受信・管理ができるWebFileと複数人でメールを共有・管理できるGrpMailというサービスを提供しています。

WebFileはファイルを送る・受け取るときにURLを発行し、WebFile上か別のメーラーを使ってURLを送りファイルをやり取りします。

GrpMailは複数人でも使えるメーラーのようなサービスですが、WebFileとの連携機能はなく、利用するにはWebFileでURLを発行してコピペしてGrpMailからメールを送るという作業が必要となります。

前々から、会社内にはサービスを提供できる技術があるのに
各製品で活かせてないのでは?という話がちらほら出ておりました。

ただ、連携できたとして需要あるの?ユーザに求められてるの?などの意見もあり、特に動きがありませんでした。

今回、需要があるか分からないなら試してみたらの鶴の一声があり、
GrpMailに、添付するとURLが自動追加される機能が実装されました。

リリース裏話

この機能のリリースは、ユーザが納得できる最小限の機能だけを追加し、リリース後により使いやすい機能を追加していく予定でした。
ところが社内リリースを実施した際、仕様を変更しないとユーザに使ってもらえないのでは?と意見がでました。

URLへ変換された添付ファイルの中身が確認できない状態だったため、他の対応しているユーザや送った本人も、送信後に何のファイルを送ったのか確認できなかったからです。
最小限を目指しすぎて、ユーザに納得して使える機能でなくなってしまっていたようです。

仕様の修正をし、予定より1ヶ月延期して正式リリースが決定となりましたが、添付したファイルを後からも確認できるよう変更したことで、よりユーザに納得して使ってもらえる状態にはできたのではないかと思います。

まとめ

開発時は、様々な場面を想定して機能の仕様を決めていますが、
様々な目線が必要なんだと改めて感じた場面でした。

今後もユーザからの意見を吸収して、機能強化していく予定ですので、気になる方はぜひ弊社サイトをご覧ください。

今回の記事にでてきたWebFileが気になる方は、↓からどうぞ!
ファイル管理までは必要ないけど..って方は、ファイル転送に特化したWatasoonというサービスもあります!


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