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中国版テスラ?NIO(ニーオ)の正体に迫る

中国版テスラとも呼ばれるEVメーカー「NIO」。その思想や戦略、ビジネスモデルをつぶさに研究。結論から言えば、「自動車会社ではない」ことだけはっきりした。強いて言えば、競争相手はアップル。用意周到につくられた生態系、そしてそこで暮らす信者の獲得に余念がない。また、創業者の経歴がとても興味深い。法律からコンピュータ工学、そして社会学へ。これが学問としてのキャリア。自動車メディアから金融サービス、そしてEVメーカーへ。これが起業としてのキャリア。どちらもパラレルを越えている。後者では3つの会社をIPO。どうやら桁が違う道を歩んでいる若者のようだ。一見するとバラバラなピースを見事に埋めていくその手腕。構想力と実行力は比類なきものを感じる。最後に、このビジネスモデルは日本で成立するのだろうか?どうでもいい疑問を真剣に探求する。そんな土曜だ。

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