仕事も恋愛も質を高めたいなら「やめる」という動詞からはじめる

どんな職場にも「常識」や「慣習」という名の、昔からなんとなく伝わる行事や業務がある。こうしたものは積み重なっていく傾向があるので、自ずと日増しに仕事の量は増えていく。仕事の質を高めようと思ったら、「やめる」という動詞が欠かせない。ムダな雑事に時間や労力を取られていては、肝心の仕事に集中できず、その結果として残業することになってしまう。仕事の優先順位を明確にし、取捨選択しなければ仕事の質が高まるはずがない。しかし、「やめる」という動詞には大変さがついてくる。やめる対象がなんでも決断力と行動力が求められるだろう。だから、「面倒だから今のままでいいか」と心で呟き、無視してしまうのだ。そこで「ムダかな？」と思った時は試しに一度やめてみる。やめてみて、ダメならもとに戻せばいい。だらだら続く残業とムダを減らす試行錯誤。本当に面倒なのはどちらだろうか。恋愛でも割り切れれば、割と楽に「一度やめてみる」ことができるはずだ。