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リスキリングとは動詞改造である

本屋に行けばビジネス書や自己啓発本が溢れている。内容は玉石混交。自分にもっともしっくりくる、流行り廃りの少ない、本質的な自己修養ができるものは?誰しも一度はそんな都合のいいことを考えたことがあるはず。そもそも、スキルとは何かができる能力のことだ。もちろん、技術や方法の助け次第で人間の能力は拡張できるだろう。「辞書を使う」よりも「検索エンジンを使う」という方が現代では有益なのかもしれない。同じ「使う」という動詞でも、時代の変化によってはその対象や目的物が変わってしまう。だから、「使う」という動詞に囚われすぎてもいけない。なぜなら、「使う」という動詞が抽象的過ぎするから。そういう場合、「使う」を因数分解してみよう。検索エンジンなら、キーワードの選び方が何よりも大切。キーワードを選ぶ。「使う」ようで「選ぶ」。ここに質的変化がありそうだ。リスキリングとは動詞の質的改造なのだ。

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