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社会科を面白くする活動をはじめます

これまでの人生で、社会科の授業を一度たりとて面白いと思ったことがなかった。なので敢えて、コロナ禍という非常事態に乗じて、サバティカルと勝手に称し、社会科を学びなおしてみた。すると、目から鱗。こんなに豊かな体験はないし、知りたいことリストが山のように積み上がり、恐らくは一生退屈せずに探検できる準備が整ったのだ。

多くの子どもたち、いや僕と同じような大人たちも、社会科って面白くないなぁと感じているのではないだろうか?その一方で、社会科の授業が楽しくてしょうがなかった。そんな体験を持つ人の話を聞いてみたくなった。これは仮説だが、この違いを生み出すものの正体は、「脱線」なのではないか。これは面白い先生に共通していることなのだ。

「脱線」する先生としない先生がいると仮定してみて欲しい。どんな先生はするだろうか?どんな先生はしないだろうか?この「脱線」が生まれるメカニズムはとても興味深い。そして、別の問題も気になる。われわれの社会は「脱線」を歓迎したり、許容したりしているのだろうか?そもそも面白い授業なんていらないかもしれないからだ。

この件に関して、いろんな立場の人と話がしてみたい。そこに正解はないだろうし、みんなにとって意味がないことかもしれない。ただ、直感するんだ。社会をよいものにするために、ここが一丁目一番地だと。社会科をもっと面白いものにしたい。目的は至ってシンプルだ。関係あるなしに関わらず意見が欲しい。面倒くさいかもしれないが、何か言って欲しい。今は、ただそれだけを祈っている。

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