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英語の三大動詞で幸せになれるかも

人生には3つのレベルがある。それは存在(being)、行動(doing)、所有(having)の3つのレベルだ。哲学的な問いにすればこんな感じになるだろう。「いかにあり(be)」「何を行い(do)」その結果として「何を持つのか(have)」。つまり、この3つの英単語の動詞で人生は語ることが可能だ。もちろん、抽象度はかなり高い。解像度を上げるためにはこの3つの動詞をブレイクダウンしていく必要があるだろう。ただし、重要なことはこの動詞たちの文脈、提示してくれている道筋。似たようなことを言った人物が絵画の世界にもいた。ポール・ゴーギャン(1848-1903)。フランスのポスト印象派でタヒチでの創作活動が有名な画家。作品はとてもエキゾチックで、代表作は何と言っても「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」(ボストン美術館所蔵)。奇妙な題名だが、be動詞とdo動詞を時間軸(時制)で区切り、観ている人の不意をついて語りかけてくる。こんなこと問われたらドキッとするのが普通だろう。しかし、ゴーギャンも好奇心旺盛な5歳の女の子(チコちゃん)同様、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叫んでいたのかしれない。幸せという概念の定義は人によって様々だろうし、それを型にはめることも野暮なことだと思う。ただし、この3つの動詞、be・do・haveを自覚して日々暮らしていくのは悪くない。さらに本質的には、この3つの動詞をどのように配置すればいいだろうか。型にはめたくはないのだが、どうしても方法にしたくなるのが僕の悪い癖。さて、あなたはこの三大動詞をどのように使いこなすだろう。三大動詞の並べ方はネット上にいろいろな説がある。例えば、be→do→haveという説、do→have→beという説など。ここにも時間軸が関わっているようだ。人間は「時」に支配されいてる生物。時間泥棒に時間を取られないように生きる。それが最も幸せなことなのかもしれない。

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