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天下統一を企てた徳川家の真の狙い

江戸時代。なんと250年以上も続いた稀に見る長期政権。そこには徳川の緻密な企てがあったのだが、要約すると一つにまとめられる。それは大名の弱体化だ。特に、経済力について徹底した。幕府は貿易や金銀の採掘を独占。そして、武家諸法度において全国の武士を厳しく取り締まり、参勤交代や手伝普請による土木建築工事を命じることで諸藩の予算を削らせた。武力を支える経済力の弱体化。徳川に反旗を翻すことのないよう、入念な統治の体制が第3代将軍徳川家光の代までに確立されていったのだ。真の狙いは天下泰平か、それとも徳川家の長期安泰か。その解釈はご自由に。

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