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中村憲剛の動詞的サッカー論がおもしろい

中村憲剛。元Jリーガーで日本代表の選手だった。足が速くなく身長も大きくないが、トッププレイヤーになった人物。最近はサッカー解説や選手の育成に従事している。ある人から「中村憲剛が言語化力の大切さを語っているよ」と教えてもらい、調べてみてビックリした。なんとサッカーの育成テーマを4つの動詞に仕立てている。止める・蹴る・見る・立つ。この4つの動詞を複合したのはお見事だ。以前からJリーガー向けにロジカル・コミュニケーションのトレーニングが行われていたことは有名だろう。しかし、彼の場合はそれを一歩飛び越え、わかりやすく抽象化してみせてくれている。本質をうまく捉えていると思う。天晴れだ!自分のプレイを言語化できる選手とできない選手がいるそうだ。サッカーに限らず、一流のアスリートは科学的あるいは哲学的に思考しているケースが多い。だから、彼らの書くノートには興味津々になってしまうのだ。

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