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#恋愛小説
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【連載小説】私、悪役令嬢でしたの? 侯爵令嬢、冒険者になる ~何故か婚約破棄されてしまった令嬢は冒険者への道を選んだようです、目指すは世界最強!魔王討伐! スキルは回復と支援しかないけれど……~
32. 令嬢、攫われる ⑤ エマは不思議そうな表情を浮かべ首を傾げて考える。 ────私が倒した? それも魔法で? 攻撃魔法の類が一切使えない私が? 分かりませんわ…… レイブさんも随分お年を召されている様だし、耄碌されているのかしら? お可哀想に…… ん? あれれ、若しかして 「……『反射』かしら? それに『浄化』……」 エマの呟きを耳にしたレイブは感心しきりと言った様子で返した。 「ほう、失われし古代魔法『反射』それに『浄化』か、そんな物凄い魔法をどうやって
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【連載小説】私、悪役令嬢でしたの? 侯爵令嬢、冒険者になる ~何故か婚約破棄されてしまった令嬢は冒険者への道を選んだようです、目指すは世界最強!魔王討伐! スキルは回復と支援しかないけれど……~
21. 令嬢、散策する ③ 最初に言葉を返したのは騎士、デビットであった。 「ぶ、無礼なっ! 爺っ! 申していい事と悪い事がある! 貴様! 死にたいのかっ! 」 爺が馬鹿にしたように答える。 「ははっ死にたいのかってか? いいか若造、死にたい庶民なんか一人もいないのだ、 そんな言葉が出て来た時点で終わってるぞ? 御貴族様よぉ? けへへへ! お前たち貴族たちにとっては今日を生きるって事はそんなに簡単なんだな! いいか? 死にたいかって言う奴は明日生きている確信を持っ