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AI活用学習 001 ベクトル

AIに「ベクトル」について説明してもらいました。

同じ内容を
AIに以下の2パターンで質問しています。
どのような答えが返ってくるでしょう。

パターン①
ベクトルについて説明してください。

パターン②
ベクトルについて小学生でも理解できるように説明してください。

それでは、答えを見ていきましょう。

パターン①
「ベクトルについて説明してください。」
へのAIの回答

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ベクトルは、物理学や数学において方向と大きさを持つ量を表現するために使用されます。ベクトルは、矢印で表され、始点と終点があります。矢印の長さは、ベクトルの大きさを示し、矢印の向きは、ベクトルの方向を示します。

ベクトルは、数学的に座標で表現されることが多く、2次元(2D)または3次元(3D)空間における座標軸に沿った移動を表します。例として、2次元ベクトルAは、(x, y)と表記され、x軸に沿った成分とy軸に沿った成分からなります。

ベクトルの主な操作としては、

1. ベクトルの加算と減算: 同じ次元のベクトル同士を、成分ごとに足し算または引き算を行います。
2. スカラー倍: ベクトルの各成分を特定のスカラー(実数)で乗算します。これにより、ベクトルの大きさが変化しますが、方向は変わりません。
3. 内積: 2つのベクトルの間の角度を求めるために使用されます。
4. 外積(クロス積): 3次元ベクトルの場合に使用され、2つのベクトルに垂直な新しいベクトルを生成します。

ベクトルは、物理学では力、速度、加速度などの概念を表すのに役立ち、数学では線形代数や解析幾何学で広く使用されます。
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確かに、よくまとめられた回答です。
しかし、初めて聞いた人が理解するには少し難しいように感じます。
みなさんは、どのように感じたでしょう?

それでは、次の質問に移ります。

パターン②
「ベクトルについて小学生でも理解できるように説明してください。」
へのAIの回答

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ベクトルは、矢印で描かれた矢印のようなものだと思ってください。この矢印は、2つの重要な情報を持っています。一つは、矢印の長さで、どれだけ遠くに行くかを示しています。もう一つは、矢印の向きで、どの方向に移動するかを示しています。

例えば、友達と一緒に宝探しをしていて、次のヒントが、「東に5歩進む」と書かれているとします。この場合、5歩進むというのが矢印の長さで、東という方向が矢印の向きです。ベクトルは、このように移動の距離と方向を一緒に表現する方法です。
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驚きました・・・
まず、説明文全体が短くなりました。
子供が興味を持つように「宝探し」を例えに使っています。

この様に、
質問の仕方で大きく回答が異なりますね。
AIの特性を理解して質問すると、良い回答が得られるようです。

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