画面の中でただ一人。
こんばんは、きいです。
初投稿してから随分時間が経ってしまいました...💦
次の日から投稿しようというくらいの勢いだったのに、いざ書こうとするとちゃんとしたものを書かなくては...!と思ってしまい。投稿案は10も20も浮かぶのに、手が進まない進まない。結局選ばれたのは、候補として挙がっていた案、ではなく今さっき起こった出来事でした。心が動くときに直ぐ書くのが一番気持ちが乗りますね^^
では。
-----------------------------------------
私は今、海外の学生と共同してオリジナル動画を作るプロジェクトに参加しています。4人1組で4つのグループに分かれ、各々が自国で撮影した動画を編集、そして、1つの作品として発表します。
今日は、決定した動画テーマのストーリーの方向性を決める、グループとして2回目のミーティングでした。
話し合いはもちろん英語。大学2年次に約10か月アメリカに留学した経験があったため、ある程度は会話できる。と、思っていたんです。しかし、(き、聞き取れないいいいいいいい)
ヒングリッシュと呼ばれる(ヒンディー語と英語を合わせた造語)スタッカートを挟んだお経のように聞こえる独特なアクセント。
オンライン特有の軽い通信障害。
どんどん進む会話。進む時間。
気づいたら私は、画面の中でただ一人、「いるだけ」の人間になっていました。
『参加しよう』
どんなに難しくても、恥ずかしくても、授業に『参加』する。席に着いているだけの人にならない。
私が2年前の留学生活の時に掲げていた目標の1つで、苦しかった、辛かった留学初期を乗り越え、達成できたことが大きな自信に繋がっていたはずなのに。
2年前の自分に戻ってしまった..?
ふと目が合った画面越しの自分は、なんとも自信がなさそうな顔で、一瞬で目を逸らしてしまいました。
そこから、所々聞き取れて反応したり、時々聞き返したりしたのですが、
メンバーの発言が全く聞き取れずに話が進んだ時は、ここで止めたらミーティング自体が大幅に止まってしまうと思い、何も言えませんでした。
もやもやが残ったまま終わった約1時間のミーティング。
このままではダメだと思い、自分の英語力が原因で皆の話していたことが理解できているか心配で、ミーティングで決まったことや皆のアイディアを確認をしたい、とメンバーの1人にチャットしました。
同じ大学だったため、直接話して確認したかったからです。
送るのに少しドキドキしたけれど、ほんの数秒で返信がきて快く私の要望を受け入れてくれました。
いくつかチャットをしているうちに、彼も時々アクセントの癖やWi-fiの影響で聞き取れない時もあったいうことを知りました。また、自分はネイティブではないから、こちらこそ変な英語でごめんね、と。
他にも力になれると思うから、いつでも言ってというメッセージもくれました。
………
できない自分から目を逸らして見栄を張るのではなく、できない自分をまずは受け入れて、何から始めればいいのか、何なら始められるのかを考えて、行動すること。
もちろん、自分の英語力を向上させる必要があることを痛感しましたが、何より「会話を理解しよう」「話し合いに参加しよう」と思うことを諦めない姿勢が大切なのではないかと思いました。
2年前、教授の話すスピードが早く、50分間何を言っているか分からず呆然としたまま終えた、留学先での初めての授業。
当時は、クラスメイトに初日からすぐ話しかける勇気はなく、数日経った後に勇気を出して話しかけて、沢山助けてもらいました。
毎日必死だったあの頃の自分と今の自分がリンクして、何とも言えない気持ちになりましたが、今の私の心は晴れやかです。
よくやった、自分😀!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?