なぜ俺は俳優になれないのか①
はじめまして。ソウマと申します。首都圏の大学に通いながら俳優を目指しています。
まず、身バレしてまずいことは今のところ無いと思いますが、後々のために8割ホント2割ウソで、本筋に関係ないところはちょこちょこごまかして書きます。ご容赦ください。あとタイトルはインパクト重視で「俺」にしてますが、書き言葉だとソワソワするので「僕」を使っていこうと思います。
さて、タイトルどおり「なぜ俺は俳優になれないのか」ですが、いま同年代くらいで芸能界に興味をもっていたり、演技したいなあと思っている人はもちろん、ドラマ・俳優が好きな人にも知ってもらいたいと思って書いています。
まず僕はフッツーの大学生です。人文系の学部に在籍しています。俳優という職業に興味があったからか、研究対象は「自分らしさ」とかそのあたりです。何にも無いような田舎から"大学に行くために"首都圏に引っ越しました。わりと小さいころから俳優になりたいという気はありましたが。
俳優になりたい理由としては、ベタですがヒーローになりたかったから、です。俳優になりたいというよりも、「ヒーローのお兄さんは現実では俳優というお仕事なんだ」と気づいて目指した感じ。安直です。それでも、演技って面白いなと思えるようになりました。
今は首都圏住みなので地元よりもはるかにオーディションやらなにやらには行きやすいです。小さいころ東京に遊びにきたら、子役どうですかとスカウトされましたが、いかんせん家が遠いのでそのときは断りました。それが引っかかっているせいか、とりあえずアクセスのいいところに住もうと思ったわけです。
演技経験としては、大学にきてサークルに入りました。今考えるとこれがいろいろまずかったのですが、別に演技指導の先生がいるわけでもなく、同期も俳優を目指してるわけでもなく、とにかくいづらかったので半年くらいでやめました。その代わりバイトを増やしてできるだけいろんな余裕を持とうとしました。
勉強もバイトもそこそこ慣れてきて、余裕が出てきたころに年末にある超大型オーディションに応募しました。誰もが知ってるやつです。僕の中での「ヒーローのお兄さん」はみんなそこのオーディションを通ってきていたので、
「何にもわからんけどよく聞く悪いうわさみたいなのには当たらんだろう。超大手だし。」
と物は試しと出してみました。写真のうまい友達に宣材写真を撮ってもらって、遺影かというくらい良い写りたったのですが結果はもちろん書類落ち。ここでやっぱり悔しかったので、俳優になる第一歩としてモチベーションを上げるのにはもってこいだったなと思っています。
次に、言えばみんな「あー!」となるような事務所のオーディションを受けました。そのときは20人くらいが集まっていたと思います。(続)
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