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「一年の目標」と「引き寄せの法則」

一年本当にアッという間・・・

文字通り「あ!」と言っている間にもう12/16な気がします(そんな訳ないけど)

まだ12月中旬ですが来週になる頃には「今年の総括」、「来年の目標」といった話が話題になるはず。

意識高い系サラリーマンとしてはマストなトピックなので一足先に考えてみようと思います!

目標は具体的に決めるべきだと思っていた

私は去年まで、目標はできるだけ具体的に決めていました。

趣味の草野球に関しては「打率〇割、ホームラン〇本、盗塁〇本」といった具合。

仕事に関しては「¥○○以上の規模の案件を〇件受注して、年間¥○○の売上を確保する」とか。

「お金に困らない程度に稼げるようになる」とか「チームから重宝される存在になる」とか、そういった抽象的な目標は絶対に避けてきました。

なぜなら引き寄せの法則を信じていたからです。

この記事を読んでいる人ならこの法則はご存じだと思うので説明は省きますが(知らない人は是非ググってみてくださいな)、数字レベルで具体化しないと引き寄せられないと思っていました。

「会社から求められる存在になる」と決めたところで、どういう存在が会社から求められるのか具体的に理解していないと、そう願ったところでどうにもならないと考えていたのです。

しかし2022年はやめた

2021年の12月を思い返すとかなり混乱していました。

まず仕事。

以前勤めていた会社から声をかけて頂き転職(復職)しようと思い、現職の会社に退職の相談をしていました。それがなかなか受け入れてもらえなかったのです。

一方で転職(復職)先の会社からはこちらが希望する給与を断られてしまい、あら私は2022年どこでお仕事するのかしら!という状況でした。

なので目標を決めようにもどこで働くことを前提にすれば良いのか分からなかったのです。

それと趣味の音楽活動に関してはメンバーとの意見の食い違いもあり、2022年は活動するのかわからない状況。

なので目標を決められない笑

自分史上最高にザックリとした目標を掲げた

仕事に関しては「どこの会社で働くにせよ期待に応える仕事をする」

草野球に関しては「家庭の都合を考慮しながらできる範囲でベストを尽くす」

音楽活動に関しては「できたら2枚目のEPをリリース」

過去最もざっくりと消極的な一年の目標でした笑

こんなざっくりじゃ何も引き寄せられないじゃんと思いつつ、荒波に揉まれていたので波に逆らうのではなく、流れに身を任せつつタイミングを見て態勢を整えて随時方向を正していこうと思っていました。

その結果、とても充実した一年になった

正直、仕事に関しては可もなく不可もなくでした。

この記事にまとめた通り結局転職しましたが、速攻で結果を出すことは求められておらず、長い目で見られていてマラソンのような感じです。

しかし趣味の草野球と音楽活動が大飛躍しました。

まず草野球は超消極的な目標設定だったにも関わらず、過去一番の成績を収めました。

一昨年、昨年と目標にしていた数字があったのですが、その数字にあと一歩に迫る勢い。ちなみに一昨年と昨年はまったく手の届かない成績でした。

音楽活動に関しては今年に入ってから紆余曲折ありながらも活動再開。

2022年のリリースは間に合いませんでしたがインディーズのレコード会社と話しがまとまり、来年の3月にリリース予定で制作が進んでいます。

具体的に設定していたら実現しなかった気がする

草野球の事例が分かりやすいのですが2020年、2021年の2年間、まったく目標の数字を達成できませんでした。

それが「家庭の都合を考慮しながらできる範囲でベストを尽くす」という目標設定をした今年、過去ベストだったのです笑

数字を意識していると確かにベストを尽くそうという意識は働きます。

但し私の場合「ベスト=一番辛いこと」と勘違いしてしまう傾向があるのです。

例えば野球的に結果を出すには、一番辛い練習をするのがベストなのでは?と考えてしまいます。

しかし、必ずしも辛い練習がベストな結果に繋がるとは限りません。

確かに一昨年と昨年は一生懸命トレーニングしました、お金も注込んだし、筋肉痛もたくさん味わいました笑

しかし今思い返すとベストな練習方法ではなかったかもしれません。

緩い目標設定が適切な道筋を考える冷静さに繋がったかもしれない

音楽活動に関しても私はストイックに考えがちで「〇月にMVをリリース、〇月に○○を発表、○○月に次のMVをリリース」といった感じで、何か月も先まで一気にプランを立てようとします。

今年は先行きが不透明だったので一度プランを全て忘れました。

白紙の状態からとりあえず一つずつ物事をこなしていったのですがその結果、大きな成果に繋がったと思います。

振り返ると私は去年まで、成果を出そうとオーバーヒート気味だったかもしれません。

一番辛いこと=ベストな選択肢ではない

私は今まで「辛いことが成長に繋がる!」と安易に考えていたかもしれません。

「迷ったら辛い方、大変な方を選べ!」という誰かの格言に倣って今までやってきましたが、今年一年を通して自分には合わないかも、と気が付きました。

それと自己啓発系も自分には合わないかも

引き寄せの法則だったり、自己啓発だったり、私はフリーランス業に挑戦していた頃、そういった物事に関心をもっていました。

その頃の話がこちら。

色々と端折ると私には自己啓発ってあんまり合わないかもしれません。

唯一「七つの習慣」は子育てにも役立っていると思うし、社会人としての振舞にも活かせていると思います。

でもそれ以外は微妙・・・

人それぞれ相性があるとおもいますが私の場合、自己啓発系の考えってその思想に頼ってしまって自分で考えることを怠ってしまうんですよね。

「具体的な目標設定」に関してもそうで「この目標を達成するためにはとりあえず一番辛い選択肢を続ければいいのだ」と考えてしまい、

「最も適切な選択肢はどれだろう」と考えることをサボってしまいます。

自分の向き、不向きを少しずつ把握しているはず

20代前半の頃は自分に似合う、似合わないを考えず憧れの髪型やファッションを真似していました。

さすがに33歳になった今はそんなことありませんが、それでもいろんな物事に関して自分の向き、不向きを見定めています。

それにしてもFXは大失敗したので本当に向いていなかったのだと思います笑

月並みですが不向きなことを辞めて、得意なことに集中していくのがベストですね。

それと少し新しい物事にチャレンジすること。FXも今年チャレンジした物事の一つ、失敗しましたが勉強になったし、もしかしたら自分の新しい得意分野になっていたかもしれないし(と自分に言い聞かせる)。

まとめ

「○○の法則」とか「○○の習慣」とか魅力的に見えるかもしれませんが試してみた結果、自分に合わないのもあるよね、という話でした。

ということで来年の目標設定はどうしようか・・・。

皆さんも是非考えてみてくださいー。

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