僕は○○だからフリーランス・起業で失敗しまった【番外編】
このトピックは前回の投稿で終わりするつもりでした。
しかし振り返ってみると色々と思い出したので追記の形で番外編を書かせて頂きます。
前回の内容がメインであり、今回お話する内容はもしかすると多くの人には当てはまらないかもしれません。
ですのであくまでも「そんなこともあったのね」程度でお読みください。
年間365日毎日更新のブログ
前回は主にライター業での失敗について書きましたが、他の面での失敗について書きます。
前回の投稿で「自分のブログ」について少し紹介しましたが、このブログは年間365日毎日更新していました。
年間365日更新していた理由について説明します。
以前の投稿で触れた通り僕は以前勤めていた会社で上司だった人の基でライター業のノウハウを学びました。
ライター業のノウハウ以外にもたくさん教わったのですが、その一つが「ファンの獲得の仕方」です。
元上司本人も自分のブログを毎日更新していたのですが、実際そのブログを見た時僕は驚きました。
「どうやって毎日更新してるんだろう?」と思いましたし、凄い熱量を持った人なんだろうなと僕以外の人たちも思っていたようです。
もちろんブログを毎日更新することだけが手段ではありません。
ですが他人が真似できないことをやると注目を集めますし、目立つことができます。
それがキッカケになって興味を持ってもらい、ファンとなる。
かなり簡素化した説明ですが、そういうことです。
そして僕はこのブログでバンド活動、音楽制作のノウハウ、欧米の音楽シーンの最新ニュースに関する情報等を発信していました。
そしていずれは会員制にしてコミュニティ化してセミナーを開いて・・・なんて妄想していたのです。
セルフプロデュースが変な方向にいってしまった
こういった経緯がありブログを毎日更新していたのですが、それなりに拘りがありました。
私生活感を出さない、写真をアップする時は編集する、ネガティブなことは書かない、等々。
単刀直入に言うとカッコつけていたのです。
それでもありがたいことに読者は増えていきました。
ライブをすれば「ブログ読んています!」と声を掛けてくれる人も増え、良い影響もたくさんあったと思います。
しかし。
フリーランスとしての仕事がうまくいかなくなり、だんだんと鬱になっていきました。
そんな精神状態でも毎日のブログ更新は続けていたのですが、一番つらかったのはブログ上で本音や弱音を吐けないことです。
会社勤めを辞めてフリーランスになったことを美化して綴ったり。
教わった自己啓発系の話をそれっぽく書いたり。
ブログ上で演技している自分と、フリーランスに挫折して苦しんでいる自分のギャップが日に日に大きくなっていきました。
そしてどうすればよいか分からず、僕はある日意味深な投稿を最後に突然ブログの更新を辞めてしまったのです。
本来ならきちんと読者に経緯を説明して感謝の気持ちで締めるべきでした。
ずっと読んでくださった人達には今でも申し訳ないですし、反省しています。
近道を探してしまった
結局のところ、もし一目置かれる存在になりたかったら僕は一つの物事を突き詰めるべきでした。
例えば音楽の分野でいずれ何かしたいのであれば、バンド活動に120%に専念すべきだったでしょう。
そこを近道をしようとして本来の音楽活動以外の部分で目立とうとしていました。
ですがそれは偽りであり音楽一本で勝負して結果を出している人たちには敵わないでしょう。
実際、僕の周りでも音楽一本で勝負して結果を出してきた人たちが最近では講座を開いたり、記事を書いたりして多くのファンたちにサポートされています。
結局のところ本業で結果を出していない人の講座や教則など誰も興味をもちません。
逆に本業で結果を出しているからこそ、その人が話すノウハウ等に興味を持つのです。
当たり前のことですがそこを履き違えていました。
多くのことに手を伸ばし過ぎた
何度か紹介している通り僕はいろんなことに手を出していました。
・ライター業
・オウンドメディアの運営(レジャー関係)
・自分のブログ(音楽関係)
これだけ分散してしまうと、密度が下がるのは当然です。
実際、当時慕っていた元上司からもそう指摘されました。
しかし僕は聞く耳を持たず、結局どれも実を結ばず終わってしまったのです。
複数の分野に興味を持つのは良いことですが、フリーランス・起業といったレベルでやっていくのであれば一つの物事に集中することをお勧めします。
まとめ
私がフリーランス・起業で失敗した過去について、番外編としてお話させて頂きました。
特にお伝えしたかったのは以下の要点です。
・情報発信は等身大で行うべき
・ノウハウ情報 or 講座などで稼ぎたいならまずは本業で結果を出すべき
・趣味レベルで他分野に興味を持つのは良いけど、本気になるなら一つに絞るべき
今回の投稿も誰かの役に立てばうれしいです。
それではまた次の投稿でお会いしましょう!
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