サラリーマンが副業で月10万円以上稼いでいた方法
皆さんこんにちはケヴィンです。
前回の投稿ではフリーランス・起業を志した理由について書きました。
そして今回は「どんな仕事をやっていたのか?」ということについてお話します。
興味を引こうと思いタイトルは少し違う書き方になっていますが・・・
実際サラリーマンの副業として10万円以上稼いでいたので真っ当な内容です、悪しからず・・・。
さて本題に入ります。
「手に職」がなかった
僕の場合「○○が得意だ→フリーランス・起業しよう!」ではなく、「フリーランス・起業したい!→○○をしよう」という流れでした。
いわゆる「手に職」がなかった僕はまず「何で食っていくのか?」という点で困ったのです。
そんなある日、SNS上で新卒の頃働いていた会社の上司のブログを見つけました。
この元上司は外国人の奥さんと結婚して、外国に奥さんと子供が住み、自分は日本で仕事をしている、というライフスタイルでした。
しかし仕事が忙しくなるにつれて奥さんと子供に会える時間が減り、二人目の子供が生まれるタイミングでライフスタイルを変えようと思い、会社を辞めたのです。
そしてそのブログにはライター業を営みながら日本と家族がいる国を行き来する様子が書かれていました。
「そうか、ライター業ならおれでもできる!」と思い、この元上司の動向を追い始めます。
そしてちょうどそのタイミングで元上司はライター業に関するノウハウをレクチャーする講座を開く、と告知したのです。
経緯は別の投稿で詳しく説明しますが簡潔に言うと、その後僕はこの人の基でノウハウを教わりながら、この人から仕事を請け負うことでライターとしての基盤を作りました。
「ライター」とは言っても何を書くのか?という疑問があるでしょう。
ですので本投稿でいう「ライター業」を説明します。
本ブログでのライター業の定義その①
私がやっていたライター業は大きく分けて二つあるのですが、1つ目は「記事」の執筆です。
僕はとあるスーツ屋さんと釣り具屋さんをお客さんに持っていたのですが、それぞれのお客さんに月10前後の記事を納品していました。
スーツ屋さんも釣具屋さんもホームページを持っていたのですが、ただ単にホームページを持っているだけではあまり意味がありません。
大切になってくるのがコンテンツを充実させることです。
ブログを書く人もいるでしょうし、商品に関する記事をアップしている人もいます。
すると何らかの検索でこのコンテンツを目にする人が出てきて、このスーツ屋さんあるいは釣り具屋さんに興味を持ってもらえる可能性が増えるのです。
例えばこんなイメージです。
スーツの手入れの仕方について調べたら、とあるスーツ屋さんのブログを見つけた
↓
ブログで説明されていた内容が分かりやすくて、とても参考になった
↓
毎日このスーツ屋さんのブログを読むようになった
↓
それじゃ次のスーツはここで買おうかな?
といった感じです。
今ではYoutubeがこういったコンテンツ界隈を圧巻していますが、少し前は記事(ブログ)がトレンドでした。
当時はこの仕事が一番安定していて毎月10万円程稼いでいました。
本ブログでのライター業の定義その②
こちらの方が大変な分、稼げる額は桁が変わってきます。
例えば野球教室を営んでいるお客さんがいると仮定しましょう。
そしたらこの野球教室のエリアに住んでいる人、且つ野球をやっているお子さんを持つ親御さんたちをターゲットにしてSNS上に広告を出します。
そしてその広告をクリックすると、ランディングページに飛んでこんな話が紹介されています。
・小さい頃から周りよりも体が小さくて運動会の徒競走でもビリ
↓
・でもお父さんと一緒に見に行ったプロ野球に感動して自分も野球をはじめた
↓
・地元の野球チームに入ったけど試合に出られず、惨めな思いをしていた
↓
・しかし、「とあるキッカケ」でホームランを打てるようになり、今では甲子園を狙える高校でキャプテンをしている
↓
そしてその「とあるキッカケ」とはこの野球教室で野球を習ったことなのです!
といった具合で野球教室の宣伝をするのです。
そしてメールアドレスを登録するとこれから一週間にわたって、お子さんの役に立つバッティング動画を配信します、といったキャンペーンを行います。
その後、一週間の動画配信が終わると今度は登録者限定のイベントを告知する・・・
といった形でこの野球教室の営業サポート・営業代行・営業提案をするお仕事です。
上記で説明しただけで
-最初のランディングページの執筆
-1週間の動画配信メールの執筆
-(必要なら)配信する動画の台本
-登録者限定イベントに関するランディングページの執筆
-一連のプロモーションの設計
これらのお仕事があります、これを全て請け負うのです。
人によっては一式数百万円で請け負います。
僕は冒頭で触れた「元上司」が取ってきた案件に協業する形で参加していたので、あくまでもライターとしてしか関わっていませんがとてもやりがいがあったことを覚えています。
当時はその①の記事執筆が中心でしたが、より高収入が見込めるその②の方にシフトしていこうと考えていました。
そして収入源は他にもあったのですが、その一つが音楽制作業です。
音楽制作業とは?
曲の提供も某サイトで見つけてやっていましたが
それよりも
・エンジニアリング
・ミキシング / マスタリング
といった工程の請負を僕は得意としていました。
人によって定義が違ったりするのですが、参考までに僕なりの定義を説明します。
エンジニアリング
例えばドラムのレコーディングを想像しましょう。
ドラマーと一緒に音楽スタジオにいってドラムの周りにマイクをたくさん立てて、パソコンなど様々な機器に繋ぎ、ドラマーに曲を演奏してもらい録音します。
他にもギターリストに演奏してもらって録音したり、ボーカリストに歌ってもらい録音したり
近年では演奏する人自身も録音することが得意な場合も増えてきています。
しかし演奏する時は演奏に専念したい、という考えからマイクを立てたり、ケーブルを繋いだり、その他の録音に必要な作業を行うことを他人に任せることも多々あります。
そういった「録音に必要な作業を代行する人」を「音楽エンジニア」と考えて頂ければと思います。
続いて「ミキシング / マスタリング」という工程について。
ミキシング / マスタリング
上記のエンジニアが録音した楽器や声のデータをパソコン上で編集する作業です。
例えばギターの音を歪ませたり、ボーカルの声を圧縮して迫力を出したり、ドラムに残響音を加えてまるで教会で叩いているような演出をしたり。
そして楽器や声の音量のバランスを調整したり、曲の途中で1小節だけボーカルを大きくしたり、といった作業を行います。
そういった作業に関して僕は知人のバンドの作品を担当させてもらったりしました。
最近では品質の高いレコーディング機器が安い金額で手に入るようになりました。
そしてノウハウもYoutube上にたくさん出ています。
そのためバンドマンなど「音楽を演奏する本人」がこういった作業も得意な場合も増えてきています。
言ってしまえば僕自身そうですから。
しかし、みんな自分の音源を作る時はできるだけ品質の良いものを作りたいと考えます。
それもできる限り安く、できる限り信頼できる人と一緒に。
そうなると「腕の良い友達」、「腕の良い知り合い」という選択肢は意外にアリになってくるのです。
具体的な金額は覚えていませんが、確か1曲=1万円くらいで対応していた気がします。
ここまでは割と確実に定期的に見込める仕事です。
その他にも将来的に収入を得られるだろう、という投資的な視点で別のこともしていました。
オウンドメディア
現在どういう呼び名なのかわかりませんが、要は自分のウェブサイトを運営していました。
というのも僕はサウナが大好きなのですが、せっかくなら形に残そうと思いサウナに関するウェブサイトをはじめたのです。
今ではサウナ好きを公言する芸能人がいたり、テレビでもサウナ特集が組まれることがありますよね。
しかし当時はまったくと言っていい程、サウナは世から注目されていませんでした。
僕自身そうでしたが、当時は「サウナ=おじさん」といった野暮ったいイメージがありました。(世のおじさんたち申し訳ございません、僕もおじさんですが・・・)
そんなサウナのイメージを一新して、20代の僕くらいの人達にもサウナの良さに気づいてもらえたら・・・
そんなテーマの基、僕はあわよくばサウナ界の有名人になろうとしたのです。
当時はサウナに関する情報が乏しかったのですが、そんな中僕のサイトではサウナの入り方をはじめ、都内の施設を中心に多数のレビュー記事を採点性で執筆していました。
そしてテレビ局から取材の問い合わせもありました。
(しかしうつ症状の底辺にいた時で断ってしまいました・・・うつの時期の話に関しても別途ご紹介します)
こうした取材料で稼いだり、もしかしたら別のメディアでも執筆したり、といった形で収入に繋げようと考えていました。
他にも記事の中でアフィリエイトのリンクを貼っていましたし、もしアクセス数を稼げるようになれば広告料も取れるぞ、という狙いもありました。
そして最後にもう一つ
自分のブログ
バンド活動や音楽制作ノウハウ等を綴るブログを年間365日「毎日」書いていました。
ここでファンを増やしていずれは
・セミナーを開いたり
・コミュニティを作ったり
・音楽制作の教材を売ったり
しようと考えていました。
まとめ
私は以下の仕事でサラリーマンをしながら副業として月10万円以上稼いでいました。
・ライター業
・音楽制作業
・オウンドメディア
・自分のブログ
そしてその延長線でフリーランスになったのですが、紆余曲折あり挫折しました。
(フリーランスを断念した経緯についてはまた別の投稿で詳しく説明します)
最後にそれぞれの報酬の内訳を紹介します。
・ライター業
→その①の記事執筆は安定して毎月10万円
→その②プロモーション系の案件は月によって有ったり、無かったり。案件があれば内容によって5万、10万など。(あくまでもライターとして関わっていました。案件を受注する「プロモーター」といった立場になり実績もあれば数百万円も可能だと思います)
・音楽制作業
→まだ駆け出しだったので1曲1万円でやっていました。案件があれば4,5曲のEPで4,5万円ほどの報酬。ちなみに私が自分の作品を依頼した人は1曲10万弱でした。実績・レベルによってはこのように高単価も可能です。
・オウンドメディア
→アフィリエイトで月で数百円、調子の良い月で1,000円程の記憶です。それよりも将来性でやっていましたが。
・自分のブログ
→ゼロ。こちらも将来性重視でした。
何か副業したいな等、メインの仕事以外での稼ぎ方を模索している人の役に立てば幸いです。
追伸
冒頭で「手に職がない」と書きつつ、「音楽制作業」という専門的なことを書いていたので補足します。
音楽制作に関する諸々の作業はあくまでも趣味としてやっていたものです。
それで稼ごう、食っていこうと考えたことはありませんでした。
しかし、フリーランスなり起業しようと決めて「自分には何ができるのか?」と考えて出たきた案の一つが音楽制作だったのです。
他人の作品に携わると正直嫌なことも多々ありましたが、実際収入を得ることはできました。
何が言いたいかと言うと、自分では趣味の範疇だと思っていても他人からお金をもらって仕事としてできることもあるかもしれない、ということです。
その例が僕にとっては音楽制作でした。
しかし余談の余談ですが・・・
僕の場合、趣味の延長線で他人の作品を手伝っていたので、フリーランスになってから有償でやらせて欲しいと言った時、めちゃくちゃ反発されました。
振り返ると最初から有償でやるか、あるいは相手から「申し訳ないからお金払うよ」と言われるまで実績をつけるかのどちらかでやるべきでしたね。
当時は中途半端にビジネスライクになっていたので、周りからの印象はあまり良くなかったと思います。
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