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リーズ戦について考える。withパスソナー
●はじめに
あけましておめでとうございます。Kevinです。
今回は先日行なわれましたリーズ戦(3−0)についてパスソナーを用いながら考えて見たいと思います。
なお今回もこちらのサイト(https://passsonar.netlify.app)さんのwebアプリを使用してパスソナーを作成しております。本当に素晴らしいアプリですのでこれからもどんどん布教していきたいと思います。
今回は以前よりさらに詳しく考察ができるようなパスソナーを作成いたしました。これらを用いてリーズ戦を見ていきたいと思います。
※なおデータ精度としてはあまり高く無いようなので「あ〜そんなもんか」ぐらいの気持ちで読んでいただければ幸いです。(この試合中継中にモウの顔などに切り替わる時間が長くその間のパスが記録できませんでした・・)
●リーズ戦について
この試合はスパーズの3-0の勝利となりました。リーズの持ち味を生かした積極的なマンマークプレスに対しスパーズも中盤前くらいからプレスをかけていくかなりオープンな試合となりました。リーズに押し込まれる時間もありましたが、相手のミスをしっかり叩き、個の能力の差を見せつけた1戦でした。
●注目ポイント
この試合では
①ウィンクスとホイビュアと②時間帯別のパスの傾向の2点にフォーカスして考察したいと思います。
①ウィンクスとホイビュア
この試合ですがこの2人のパス数に明らかな違いが出ていました。
※パスソナーのうちオレンジはショートパス、グレーはミドルパス、白がロングパスを示し、赤がミスパスを示します。
・総パス数
・パスを出したポジション(ホイビュア:前後半合わせて)
・パスを出したポジション(ウィンクス:76分まで)
上記のパスソナーを見るとホイビュアにボールを前進させる役割があり、ウィンクスはパス貢献以外の役割(守備面での貢献)が与えられていたことがわかります。またパスを出したポジション別に見てみるとホイビュアは縦横無尽にボールに絡みパスを出すのに対し、ウィンクスは主に中央でのパスを出す役割だったことがわかります。ウィンクスはカウンターを遅らせたり、インターセプト数チーム1位、タックル数2位など守備面で貢献していました。
ホイビュアーウィンクスのボランチコンビだとウィンクスが攻撃的な役割を任せられると考えがちですが、データでみると違うようですね。ウルブス戦のデータ(リンク)だとウィンクス、ホイビュアともに60本程度のパス創出していたことを考えると、モウリーニョは2人の役割を変更したことがわかります。この役割変更がうまくはまりましたね。
(主観的な話となりますがモウリーニョは就任直後のウェストハム戦でダイアー=ウィンクスのボランチコンビで臨み、ウィンクスをダイアーよりも低い位置でプレーさせたり、アンカーを置く4-3-3の場合、アンカーにホイビュアではなくウィンクスを選択することから低い位置での起用に可能性を見出しているのかもしれません。)
②時間帯別のパスの傾向
以下のGIFが15分ごとにパスの種類としたポジション、シュートについてまとめた図になっております。
個人的に注目したいのは0-15分と60-75分の部分です。
両時間帯ともに共通しているのは右サイド中心のパスが多いという点とリーズが攻勢に出ていた点です。0-15分ではハリソンの決定機などリーズが攻め込むシーンが多くあり、60-75分ではリーズがフレッシュな選手を3人投入しさらにギアを上げていました。
守勢に回る段階で右サイドのパスが多くなったことの背景としてベルフワインとドハティの存在が挙げられます。ベルフワインはボールのキープが上手く、スペースへのロングボールをスピードを生かして追いついたりと不利な状況からでも時間を作ることができる貴重な選手であると思います。またドハティはロングボールのターゲットになってロリスからのロングフィードを収めたり、ライン際をドリブルできたりと少ないスペースをうまく生かすようなプレーができる選手だと思います。右サイドは特にベルフワインの存在により厳しい局面でもボールをキープし、相手の攻撃からの逃げ場として機能していることが考えられます。これがモウリーニョがベルフワインを重用する理由かもしれませんね。
現在少しフィニッシュの部分で自信をなくしているベルフワインですが、まだ23歳と若く、実は加入して1年経っていないことを考えればまだまだ十分期待できる選手だと思います。今後の活躍に期待しましょう!(AoNでの家族で家を探しているシーンはフォルム兄さんの男気も光るほっこりシーンですよね笑)
以上長くなりましたがリーズ戦の考察となります。感想や意見などありましたらこちらのTwitterアカウントまでどうぞ!
それでは!
COYS!
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