我が国政治の近未来シナリオ、最悪と最善

安倍さんとその仲間の反人権・差別主義勢力に対抗するには、野党には応援するけどチカラ不足すぎるのは仕方ないところで、現実的にはバランスオブパワーとしての岸田さんに期待するしかないかな、と7月8日までは考えてましたが、大きく前提が崩れてしまった。

現状で想定できる最悪のシナリオは、岸田さんが権力基盤安定を最重視するあまり、反人権・差別主義勢力に近寄り、かつ財務省にも良い顔をして経済政策を誤ることで。次に悪いシナリオは、岸田の権力基盤が確立する前に他派閥がクーデターを起こし岸田を失脚に追い込み、安倍政治を引き継ぐ政権ができることです。

最善のシナリオは、岸田さんが本来の宏池会の主張を我が国の政治に取り戻し、改憲せず、かつ経済再生に本腰を入れること、なんだけど、彼にそれだけの意地があるのかどうか。もう少し観察したいと思います。国葬は安倍さんの霊を慰めるのは表向きの話で、実際は岸田政権の盤石さを国内外に示す絶好の機会なわけだから、なんらかのサインが出ても良い頃合いですね。まずは人事に現れるんだろうと思います。

統一教会の問題から逃げないところを見せて欲しいものだ。

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