Kevin & Miaki

IT畑を離れて写真家を目指していたら、気がつくと西麻布でコンテンポラリーアートギャラリ…

Kevin & Miaki

IT畑を離れて写真家を目指していたら、気がつくと西麻布でコンテンポラリーアートギャラリーMiaki Galleryを開くことに。「迷走するバイタリティ」と呼ばれたりして、その褒め言葉に負けないようにちゃんと「迷走」を完走します!

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香港Art Fair出展からベテラン中国画家の展示まで - Miaki最近の挑戦

その1 Art Central 出展1.Participation in Art Central 3月27-31日、Miaki Galleryが設立からわずか10ヶ月のタイミングで、経営判断として少し無謀と思われるかもしれませんが、世界的に有名な香港のArt Fair、アートセントラルに挑戦してきました。このような大規模なアートフェアに初参加するというのは、予想外の困難が伴うものの、同時に多くの学びや意外な出会いがありました。初めての海外出展でVIPデーでのアウェー感が否めな

    • この程度で感心するなら、人間自身にする過度な期待も禁物

       最近、Xで話題となったAIで生成された1枚の写真は、まるで写ルンの写真そのもので、ほとんど区別がつかないほどのクオリティに達しています。この写真の自然さがエグ過ぎて、かつて写真をやっていた自分でも、AIの進化には驚きを隠せないです。もちろん、細かく見れば色々違和感があるものの、多くの人がスマートフォンの小さな画面で満足してしまう今では、その差はほとんど意味をなさないでしょう。  でもなぜか、驚きとか脅威とかよりも、私は今アートの仕事をしていて、以前よりも幸せを感じています。

      • Vol.12 漢字と雨、アーティストの理性と感性、そしてそれを繋げていく作品《ki/u》

        ヒョーゴさんの炭アートに続き、アーティスト大谷陽一郎の作品について感想をnoteに残したいと思います。本心の中ではいつも「こんなに素晴らしい作品を実際見に来ないと損だよ」と叫んでいますが、ギャラリーとしてそんな表現はどうなのって怒られそうで口に出せないです。はい、ちゃんと格好つけた文体で書きますよ(最近日本語の添削をAIに頼ってるから、もしおかしな表現があったら決して私のせいではない、ということでw)。 雨が降る日、気分が変わることはありませんか。淋しくなったり、悲しくなっ

        • Vol.11 炭の復権? - 「罪人」からアートへ

          美食の秋、読書の秋、芸術の秋、様々な楽しみが詰まったこの季節にぴったりな2人のアーティストを今回のmiaki galleryに誘いました。前回はチャレンジ精神溢れる若手芸術集団によるバーチャルと人形展を開催しましたが、今回の展示は少し落ち着いた雰囲気で、心静かに作品を楽しむことができる内容となっています。真っ白なmiakiのホワイトキューブが床まで続いており、作品を搬入した直後には、その高いコントラストの視覚空間に改めて感動しました。作品を眺めながら床に座って日本酒を一杯楽し

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