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DAY120 - 生きてさえすれば:2024年6月11日(火)

高橋大輔さんのアイススケートショー「氷艶」を観てきた。

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をモチーフに作られた物語を、ゆずの楽曲を使ってミュージカル仕立てにした内容で、スケーターでないキャストも多かったため、アイススケートファンには少々物足りないコンテンツだったかもしれないが、ひとつのエンターテイメントとしてはとても良いものだった。

中でもスケーターの友野一希さんが登場するシーンが印象深く、家族を救い自分が犠牲になった友野さん演じる青年と、警察官、消防隊員、救急隊員、工事関係者、役場の職員などに扮したアンサンブルスケーターたちがゆずの「命果てるまで」を歌うという演出に、東日本大震災へのオマージュを感じ、涙が止まらなかった。

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